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新枠組みでの協議合意/新幹線30年度末開業断念巡り/鈴木知事と藤田JRTT理事長
2024/06/21付 DOTSU-NET NEWS
北海道新幹線新函館北斗~札幌間の2030年度末開業断念を巡り、鉄道・運輸機構の藤田耕三理事長が20日に道庁本庁舎を訪れ、鈴木直道知事と面会した。5月の関係者会議では、沿線自治体や各種団体などから新たな開業時期の早期公表を求める声が寄せられたことを踏まえ「検討の促進に資するよう最大限努め、なるべく早く見通しを示したい」と述べた。鈴木知事は、現在双方で調整中の情報共有に係る新しい枠組みに言及し「多くの方に内容について理解をいただきながら取組を進めていくことが重要なので、理事長からも担当者にあらためてお話いただければ」と要請。円滑な事業推進に向けて、枠組みの活用や定期的な意見交換を図る方向で合意した。機構が、トンネル工事の遅れなどを理由に北海道新幹線の30年度末札幌延伸が困難と表明して1ヵ月余りが経過。この間、地元への丁寧な説明が必要として北海道新幹線建設促進期成会のメンバーが緊急要望を行い、藤田理事長や平嶋隆司鉄道局次長の出席のもと関係者会議を開催した。
こうした中、藤田理事長は20日に札幌市内で開かれたJR北海道の株主総会に出席後、道庁を訪問。鈴木知事と面会し「地元の皆さんの思いは、早く開業の見通しを示すべきということ、開業そのものが早く実現することの2点に集約される」との認識をあらためて示した。
工程遅れが発生している渡島トンネルについては「依然として厳しい状況が続いている」としつつ、工事と並行して追加でボーリング調査を実施するなど、データを収集しながら具体的な開業時期に係る検討の促進に努めていることを説明した。
鈴木知事は、会合において工期短縮に向けた取組の説明があったものの、客観的な圧縮効果など「理解が十分できなかったところもある」と指摘。自身が提言した情報共有の新たな枠組みを活用し「開業の見通しを導き出していく過程においても情報を可視化しながらやっていくというのがポイントになるのでは」と訴えた。
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前年度比 19件増、772件/室蘭125件、札幌120件、函館106件/23年度建管工事総合評価
2024-06-21付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、全道10建管の発注工事における2023年度総合評価落札方式の実施状況をまとめた。実施件数は前年度実績を19件上回る772件。標準型が1件減少した一方、簡易型が20件増加している。建管別の実施件数は、室蘭が最多の125件で、札幌...中小の体制構築急務/土工は25年度、他工種も順次/直轄工事ICT施工原則化へ - 国交省
2024-06-20付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、直轄工事におけるICT施工の原則化に向けて検討作業を進めている。実施率の高いICT土工については、2025年度からの原則化を予定。その他の対象工種も取組状況を確認しながら、原則化に向けた検討を進める方針としている。こうした中...重点取組 履行期限平準化など4点/各種国債の検討で目標実現/24年度「業務成果」品質向上PJ - 開発局
2024-06-20付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、2024年度の「業務成果」品質向上プロジェクトをまとめた。重点取組項目は、履行期限の平準化、条件明示の徹底など4項目を設定。履行期限平準化の目標値は、前年度と同じく第1・四半期が15%以上、第2~3・四半期が25%以上、第4・四...道新幹線札幌延伸 情報共有・円滑化へ/新たな枠組み早期構築/道 2定議論踏まえ検討本格化
2024-06-19付 DOTSU-NET NEWS
北海道新幹線新函館北斗~札幌間の2030年度末開業延期は、建設主体の鉄道・運輸機構、国、道をはじめとした地元関係者による細やかな情報共有の重要性をあらためて浮き彫りにする事態となった。5月29日に札幌市内で開いた関係者会議では、北海道新幹...札幌など6建管が加点/配点はいずれも0.25点/総合評価「ICT活用の取組」 - 10建管
2024-06-19付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、全道10建管における2024年度総合評価落札方式のうち「ICT活用の取組」の運用状況をまとめた。標準・選択項目として建管が独自に設定できるもので、加点対象としているのは、札幌、小樽、旭川、網走、帯広、釧路の6建管。適用タイプは...配点に差設ける方向/35歳以上採用での加点拡大案/道建設部 次期資格審査の検討状況
2024-06-18付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2025・26年度競争入札参加資格審査に向けた検討を進めている。地方建設業協会との意見交換会では、技術・社会点の評価項目のうち「担い手の確保」に関し、満35歳以上の者の採用にも加点する対象拡大案を示しているが、配点には差を設け...基本的な方針原案作成/希望する全外国人に機会確保/道 地域日本語教育の推進で
2024-06-18付 DOTSU-NET NEWS
道総合政策部は、北海道における地域日本語教育の推進に関する基本的な方針の原案を作成し、17日の道議会総合政策委員会に報告した。日本語教育を受けることを希望する全ての外国人住民の教育機会を確保するもので、計画期間は本年度からの5ヵ年。外国人...履行期限平準化など推進/目標値 前年度数値軸に検討/開発局 「業務成果」品質向上PJ
2024-06-17付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、2024年度の「業務成果」品質向上プロジェクトの取りまとめに向けた検討を進めている。受注者が品質の高い業務成果を達成するための環境を整備する観点から、引き続き履行期限平準化などの取組を推進。国債の活用等による履行期限と発注時期の...