設計、調査測量など上昇／設計等 ９項目で前年度上回る／建管発注２３年度業務成績平均点

　道建設部は、建管発注委託業務における２０２３年度施行成績評定結果をまとめた。業種区分別の平均点は、設計が前年度より０.１点上昇し９３.８点、単純調査・地質調査・測量が０.２点上昇し９３.３点、調査・計画が０.２点上昇し９３.７点、用地測量・用地調査が０.５点上昇し８９.６点、施工管理が０.４点下降し９３.９点。評価項目別にみると、設計と単純調査・地質調査・測量がそれぞれ９項目で前年度を上回っている。

　評定対象は、２３年４月１日から２４年３月３１日までに完成した委託業務。緊急契約を除く２５０万円以上の案件を対象に、施行成績評定結果を建管別に整理した。
　評定対象件数は、設計が前年度から７３件減の９５４件、単純調査・地質調査・測量が５５件増の１６８５件、調査・計画が６件減の５８３件、用地測量・用地調査が３０件減の２３８件、施工管理が１３件増の１１９件。
　業種区分別の平均点は、設計が０.１点上昇し９３.８点、単純調査・地質調査・測量が０.２点上昇し９３.３点、調査・計画が０.２点上昇し９３.７点、用地測量・用地調査が０.５点上昇し８９.６点、施工管理が０.４点下降し９３.９点だった。
　建管別の平均点をみると、設計は４建管が前年度より上昇。上昇幅が大きい順に、小樽が０.７点、留萌と釧路が０.５点、札幌が０.１点伸ばした。単純調査・地質調査・測量、調査・計画、用地測量・用地調査は７建管、施工管理は５建管で上昇している。
　評価項目別の平均点については、設計が「提案力、改善力」、単純調査・地質調査・測量が「工程管理能力」など各９項目で上回った。