追加 工事１０５件、委託３２５件／工事 旭川１７件、札幌１６件など／１０建管が工事等情報を公表

　全道１０建管は、きょう７日付で２０２４年度第５回工事等情報を一斉公表する。４月２６日付で発表した確定版から、追加・変更分の情報を盛り込んだもの。本紙集計によると、今回の追加分は、工事が１０５件、委託が３２５件。建管別の工事の追加件数は、旭川が１７件と最多で、札幌が１６件、室蘭と網走が１５件、帯広が１２件、釧路が１１件などと続いている。

　各建管は本年度、４回分の工事等情報を全て一斉に公表。１月１２日付で第１回、２月２９日付で第２回、３月２９日付で第３回、４月２６日付で第４回のデータを発出している。第４回では確定版として、道開発予算の枠外に計上する社会資本整備総合交付金の全国枠分を含めた情報を取りまとめた。
　きょう７日付で公表する第５回工事等情報は、工事が追加１０５件、変更１１０件の計２１５件、委託が追加３２５件、変更１１２件の計４３７件。建管別の工事の追加件数は、旭川、札幌、室蘭、網走、帯広、釧路のほか、留萌が１０件、函館が６件、稚内が３件となった。
　主な工事をみると、札幌建管は「入志別川広域河川改修補正・明許ほか」を追加。掘削工や護岸工を主要工種とし、９月の発注を予定しており、工事費に２億６０００万円を試算している。
　室蘭建管は「白老川改修３工区」を追加しており、掘削工１万３７００立方メートルや護岸工１９００平方メートルなどを計画。１０月に発注する予定で、工事費として１億７０００万円を見込んでいる。