７振興局が９割以上／等級別 Ａ３１１件、Ｂ１４件／簡易型総合評価８月末実施状況 － 道農政部

　道農政部は、２０２４年度８月末の簡易型総合評価落札方式実施状況をまとめた。全体では、前年度同期と同数の３２５件を実施。発注額ベースの実施率は、２ポイント下回る９０.１％となった。振興局別にみると、１００％の胆振をはじめ、７振興局で９０％以上を記録した。
　ことし３月に発注したゼロ国債と翌債を含む集計。２５００万円以上の農業土木と舗装を対象としている。
　実施件数は３２５件で、全て施工実績審査タイプ。等級別の内訳をみると、Ａが３１１件、Ｂが１４件となっている。
　簡易型総合評価落札方式による発注額は、１２億２１００万円増の５１８億６７００万円。等級別では、Ａが５１０億９１００万円、Ｂが７億７５００万円だった。
　振興局別の実施件数は、空知が最多の１０８件。以下、オホーツクと十勝が４１件、上川が３６件などと続いた。発注額も最多の空知で２０１億６０００万円のほか、オホーツクが６７億７６００万円、上川が６３億１２００万円など。実施率が９割を超えたのは７振興局で、このうち胆振が１００％、留萌が９９.２％などとなった。