３５６７件、３９６０億円／本紙集計 １１月単月１７０件、５４億／主要発注３機関１１月末工事発注状況

　開建、建管、振興局農業―道内主要発注３機関の２０２４年度１１月末工事発注額が本紙集計でまとまった。合計で３５６７件、３９６０億円余りを発注。前年度同期と比べ、件数で８２件下回った一方、金額で１６億９８００万円余り上回った。開建と建管は件数で減少したが、金額は増加。振興局は件数・金額いずれも減となった。１１月１ヵ月間では、１７０件、５３億９３００万円余りを執行した。

▼開発局
　１３２８件、２２８４億９１００万円余りを執行。前年度同期と比べ、件数で４８件下回ったものの、金額で１９億８４００万円余り上回った。
　開建別にみると、件数は札幌、旭川、釧路、帯広の４開建で増加。発注額は札幌、函館、旭川、釧路、帯広、留萌の６開建で増加した。
　１１月１ヵ月間では、１１件、１４億７７００万円余りを発注した。

▼道建設部
　１７３８件、１１３３億７００万円余りを執行。前年度同期と比べ、件数で３件減少し、金額で１２億４８００万円余り増加した。
　建管別にみると、件数は小樽、留萌、稚内、網走、帯広の５建管で増加。金額は札幌、小樽、留萌、稚内、網走、帯広の６建管で増加した。
　１１月１ヵ月間では、１５９件、３９億１５３１万円余りを発注した。

▼道農政部
　５０１件、５４２億１００万円余りを執行。前年度同期の件数を３１件、金額を１５億３４００万円余り下回った。
　振興局別にみると、件数は空知、日高、檜山、釧路、根室の５振興局で増加。発注額は、空知、石狩、日高、檜山、釧路、根室の６振興局で増加した。
　１１月における発注行為はなかった。

　【集計方法】消費税込みで集計。２３年度ゼロ国債、補助ゼロ道債は全額を計上した。長期国債、翌債は年割額に基づく２４年度支出相当額、ゼロ道債は前払金を除く６割相当額を算入している。発注状況は入札結果をもとにした速報値で、各発注機関の発表数値とは必ずしも一致しない。