１９日付で公表予定／ゼロ道債対象案件中心に編成／１０建管 第７回工事等情報

　全道１０建管は、本年度第７回工事等情報の公表に向けた準備を進めている。第４回定例道議会がきょう１２日に閉会することから、道の単独予算に係るゼロ道債の対象案件などを中心に編成するもよう。国の現年補正予算やゼロ国債などの対象案件は流動的だが、国会の動向次第では盛り込まれる見通しだ。本紙調査によると、１９日付の公表が見込まれている。
　道は４定道議会に、一般会計総額４３億４４８８万円を追加する補正予算案を上程。主なものとして、土木施設などの災害復旧事業費に７億８７３５万円を計上した。
　公共事業の端境期対策として措置するゼロ道債の総額は６０億円。２０２４年度の前倒し執行分として２１億３２００万円、２５年度には３８億６８００万円の債務負担行為限度額を設定している。
　４定道議会は１２日に閉会し、補正予算が成立するもよう。道建設部は直ちに建管配分額を確定し、各建管は工事等情報の公表に向けた最終調整に入る。ゼロ道債の対象案件などが中心で、現時点では１９日付の一斉公表が見込まれている。
　国の現年補正予算やゼロ国債などに係る対象案件については、国会の審議が始まっていることから、動向次第では盛り込まれる見通し。
　現在のところ、追加提案の時期は不透明だが、早期の公表に向けて準備を進めていく。