工事３２０件、委託７０件前後／あす１９日付公表　大半は追加分／１０建管　第７回工事等情報

　全道１０建管は、本年度第７回工事等情報のあす１９日付公表に向けて準備を進めている。本年度のゼロ道債対象案件などを盛り込むもの。追加分が大半を占め、全建管を合わせた件数は、工事が３２０件前後、委託が７０件前後に上るもよう。国の補正予算に係る案件の発注計画は、次回の工事等情報で示す。
　道は、４定道議会の冒頭に一般会計総額４３億４４８８万円を追加する補正予算案を上程。投資関連では、総額６０億円のゼロ道債を設定し、１２日の本会議において予算が成立した。
　建管別の配分額をみると、札幌に９億６５００万円、帯広に５億７７００万円、小樽に５億５８００万円、旭川に５億５４００万円、函館に５億１０００万円と、５建管に５億円以上を計上。事業別では、道路に３６億７１００万円、河川に８億６０００万円、海岸に３億円などを計上した。
　ゼロ道債の配分を受け、全道１０建管は第７回工事等情報の公表に向けた準備を本格化。あす１９日付で一斉公表することとしており、現在は最終調整を進めている。
　今回は大半が追加分。全建管を合わせた公表件数は、工事が３２０件程度、委託が７０件程度に上るものとみられる。
　工事の件数を建管別に追うと、函館が５０件前後、札幌と帯広が４０件前後、ほかは３０件前後の公表が見込まれている。