開発局 最短で１８日付／道森林管理局公表済、道も早期に／２４年度補正予算の発注予定情報

　２０２４年度補正予算案は衆院を通過し、参院審議を経て、あす１７日にも成立する運びとなっている。現在、道内主要発注機関は、対象工事等の発注に向けた作業を進めており、開発局では１７日に予算が成立した場合、翌１８日付で発注予定情報を公表する見通し。道森林管理局は、予算示達を条件とし、既に発注予定情報を更新している。道発注３部においても、早期に工事等情報を公表すべく鋭意作業を進めていく。

　２４年度補正予算案は９日に国会に上程。現年補正の追加総額は事業費ベースで２５８２億８６００万円に上り、前年度補正予算額を１５３億８００万円上回る規模となった。
　直轄は９０１億２１００万円を計上。道路環境整備を含む道路が最多の３２１億３９００万円で、農業農村整備が２５５億１１００万円、都市水環境整備を含む治水が１９５億９９００万円などとなった。
　補助は１６８１億６５００万円を措置。農業農村整備が最多の５０７億７６００万円、防災・安全交付金が２２０億２４００万円、治水が１９５億８８００万円、道路環境整備を含む道路が１４２億９５００万円などと続く。
　一方、補正予算で設定したゼロ国債をみると、直轄が３２８億３１００万円、補助が５７億５４００万円となっている。
　現在、国会で審議されている補正予算案は、参院審議を経て１７日に成立する見通し。道内主要発注機関は、対象工事の発注に向けた作業を進めており、開発局では１７日に予算が成立した場合、１８日付で発注予定情報を公表するもようだ。
　道森林管理局は、予算示達を条件とし、治山・林道事業等の発注予定情報を更新。道発注３部においても、可能な限り速やかに調達ポータルサイト等で工事等情報を公表する。

　建設部に関しては、１９日付でゼロ道債等に係る案件を公表する方針としている。
　市町村でも対象工事等の公表を開始しているところもある。