札幌９.７億、帯広５.８億／事業別 最多は道路３７億／２４年度ゼロ道債の建管別配分額

　道建設部は、２０２４年度ゼロ道債の建管別・事業別配分額をまとめた。総額は前年度と同額の５２億５２００万円。札幌が９億６５００万円と最も多く、以下、帯広が５億７７００万円、小樽が５億５８００万円、旭川が５億５４００万円、函館が５億１０００万円などと続いた。

　道は、４定道議会の冒頭に一般会計総額４３億４４８８万円を追加する補正予算案を上程。投資関連では、総額６０億円のゼロ道債を設定し、１２日の本会議において予算が成立した。
　建管別にみると、札幌、帯広、小樽、旭川、函館の５建管で５億円以上の執行を計画。事業別では、道路に３６億７１００万円、河川に８億６０００万円、海岸に３億円などを計上している。
　工種ごとの建管別配分額を追うと、道路は、札幌に７億８３００万円、帯広に４億１０００万円、旭川に３億８０００万円などを措置。河川は、札幌と帯広に各１億４４００万円、旭川に１億５００万円などを充てている。