取組表明企業７９８者／１２月末 建管別最多は札幌／インフラゼロカーボン試行工事 － 道建設部

　道建設部は、本年度１２月末現在における北海道インフラゼロカーボン試行工事の取組表明企業を取りまとめた。複数の工事に適用する企業を含め、１０建管を合わせて７９８者が取組の意思を表明。１０月末からの２ヵ月間で、１６４者増加している。建管別では、札幌が最多の１１０者で、網走が９８者、室蘭が９６者、帯広が９２者などと続いている。

　北海道インフラゼロカーボン試行工事は、受注者から「ゼロカーボン北海道」に資する意欲的な取組に関する提案を受け、合致する内容が確認できた場合に工事施行成績評定で加点するもの。
　道内建設業が先頭に立ってカーボンニュートラルの実現を目指しており、道のほか、開発局や札幌市、鉄道・運輸機構、東日本高速道路（株）北海道支社などが連携して取組を展開している。
　道建設部における本年度１２月末現在の取組表明企業は、１０建管を合わせて７９８者。建管別にみると、札幌、網走、室蘭、帯広が９０者を超え、以下、函館が８８者、釧路が８６者、旭川が７４者、小樽が６４者、稚内が５０者、留萌が４０者だった。
　工事件数は、１０建管で計１３８７件。札幌が最多の１９５件で、以下、帯広が１６０件、網走が１５５件、函館が１５４件、旭川と釧路が１４３件、室蘭が１３８件、小樽が１１２件、稚内が１０５件、留萌が８２件と続いた。