首位は新栄クリエイト／本紙集計 受注総額５７７億円／振興局農業工事１２月末業者別実績

　道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の２０２４年度１２月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は８件、１０億５３９９万円を受注した新栄クリエイト（株）(札幌)。次いで、４件で９億５５７０万円の（株）砂子組(奈井江)、７件で８億４０２０万円の（株）日星電機(札幌)などが続いた。受注総額は、前年度同期比０.１％減の５７６億９８００万円となっている。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２３年度の翌債およびゼロ国債は全額、長期国債は２４年度支払い分を計上した。ＪＶでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は１０社減の４５７社で、受注総額は０.１％減の５７６億９８００万円。道内業者の受注額は、３億２０２０万円増の５６６億９５５９万円となり、全体の９８.３％を占めた。道内業者のシェアは前年度同期から０.７ポイント拡大した。
　前年度同期に３０位圏外だった新栄クリエイトが首位に立ったほか、日星電機が３位、三鉱建設（株）（砂川）が１０位、藤岡妻神（株）（妹背牛）が１５位、荒井建設（株）（旭川）が１８位、（株）櫻井千田（奈井江）が１９位、北有建設（株）（美唄）が２２位、（株）アラタ工業（上富良野）が２５位、（株）電業社機械製作所（東京都）が２７位、（株）ドゥテック（音更）が２８位、塩見建設（株）（北竜）が２９位に順位を上げた。
　受注額が増加したのは、皆増を含め２５２社。このうち３０社が２倍以上伸ばしている。受注額５億円以上は３社増の１２社、３億円以上は５社減の４６社となった。