工事４３０件、委託９２０件程度／あす２７日付で一斉公表／全建管 第３回工事等情報

　全道１０建管は、２０２５年度第３回工事等情報の公表に向けた準備を進めている。通年分の発注予定案件を盛り込んだもので、あす２７日付で一斉公表するもよう。最終調整の結果によって流動的だが、１０建管を合わせた公表件数は、工事が４３０件程度、委託業務が９２０件程度に上る見通しだ。
　各建管は２５年度第１回工事等情報を１月２３日に公表。国の２４年度補正予算に基づく建管配分を受け、年度明け開札分で編成した。２月２７日には、第２回工事等情報を発出。第１回からの追加・変更分として、２５年度当初予算に係るものも含めて４～６月の早期発注案件を盛り込んだ。
　現在は第３回工事等情報の編成作業を進めており、２７日付で一斉公表する方針。流動的な要素を含むが、公表件数は工事が約４３０件、委託業務が約９２０件に上るもようだ。本紙調査によると、建管別では、札幌が工事９０件程度、委託業務１７０件程度、旭川が工事５０件程度、委託業務７０件程度、帯広が工事４０件程度、委託業務１００件程度などの発表を予定している。
　例年の状況を踏まえると、４月中旬から下旬あたりには第４回工事等情報を公表するもよう。道開発予算の枠外に計上する社会資本整備総合交付金の全国枠分を含んだ２５年度の確定版で、道路工事の追加案件などを中心に編成するものとみられる。