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仕様書等一覧で整理/担当技術者への認識共有も/工事書類簡素化のポイント改訂 - 開発局

2025/04/07付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は、受発注者間における作成書類の明確化を図り、工事の円滑な施工、働き方改革の推進を目的とした「工事書類簡素化のポイント」を改訂した。昨秋に実施したアンケート調査で寄せられた意見を踏まえ、使用するタイミングごとの仕様書や主なマニュアルを一覧として整理。担当技術者(工事監督支援業務)への認識の共有も必要事項として示している。今後、各種説明会などの場を通じて周知を図り、より一層の定着につなげていく。
 開発局は、昨年3月に「工事書類簡素化のポイント」を策定。中では、工事円滑化会議、ASP、ワンデーレスポンス、臨場確認(段階確認、確認立会、材料確認)、工事検査、オンライン電子納品などにおける書類簡素化のポイントを詳細に示している。
 工事円滑化会議では「会議の主催は発注者側となるため、指示書(様式第9号)等については発注者側で行うこと」などと記載。工事検査においては、従前の約40種類に及ぶ検査書類を10種類に限定した検査書類限定型を活用するとした。
 取組の強化に向けては、昨秋にアンケート調査を実施。簡素化Q&Aに加え、マニュアル自体の改訂を行った。
 受注者からの「マニュアルの種類が多い」との声に対しては、使用するタイミングごとに、主なマニュアルの概要をまとめた一覧を追加。
 「監督職員は適切だが、担当技術者(工事監督支援業務)の理解が不足している」との意見には「工事監督支援業務の調査職員は、担当技術者に通知し、認識の共有を図ること」という記載を加えた。
 本来は簡素化が可能だったにもかかわらず、監督職員から作成指示があった不適切な内容について新たに追記。既に記載がある項目は吹き出しで明示している。

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適用に向け検討着手/本年度下期の可能性も/完全週休2日(土日)の取得 - 道建設部

2025-04-07付 DOTSU-NET NEWS

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対象は4.9億円以上/透明性確保へ25年度から試行/契約変更手続きの適正性チェック - 開発局

2025-04-04付 DOTSU-NET NEWS

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2025-04-04付 DOTSU-NET NEWS

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2025-04-03付 DOTSU-NET NEWS

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2025-04-03付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、2025年度からICT活用工事の発注に際し、土工および河川浚渫工を発注者指定型としたが、工事成績の加点評価廃止に関しては26年度以降に完了する工事から適用する。施工現場の環境条件等により、ICT活用技術の活用が困難な場合は、受発...

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2025-04-02付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、2025年度における週休2日の「質の向上」の拡大に向けた発注方針を決定した。河川、道路工事等の運用をみると、WTOおよび一般土木、機械設備で4億9000万円以上の工事は、原則として完全週休2日(土日)の対象に。工事規模等に応じ、...

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2025-04-02付 DOTSU-NET NEWS

 道内主要発注機関の2025年度当初発注見通しなどに基づくWTO対象工事がまとまった。未公告分をみると、土木、建築を中心に5機関で20件に。直近5ヵ年で最多の発注件数に上った前年度当初と比べると半減している。発注機関別では、開発局が7件と最...

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2025-04-01付 DOTSU-NET NEWS

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