首位は丸田組 ６.８億／本紙集計 １億以上受注７１社／建管発注ゼロ国・翌債等工事業者別実績

　全道１０建管が発注した２０２４年度ゼロ国債・翌債等工事の業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。設計変更を含まない速報値で、首位は４件、６億７６９０万円を受注した（株）丸田組（網走）。２位以下は、４件、５億５６１０万円を受注した酒井建設（株）（新ひだか）、３件、４億６８８７万円を受注した（株）西村組（湧別）などと続く。受注総額は、２３年度ゼロ国債・翌債等工事の実績と比べ、４.９％増の２１５億５３０３万円に上っている。

　消費税抜きの落札額ベースで、各建管がことし１～３月に発注したゼロ国債、翌債、ゼロ道債、補助ゼロ道債、災害復旧B工事を対象に集計。JVは出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　総受注業者数は、２３年度ゼロ国債・翌債等工事の実績と比較して１４社減の２９８社。１社当たりの平均受注額は、６４５万円増の７２３２万円だった。
　前年度に上位３０位圏外だった（株）吉本組（岩内）は７位、（株）石山組（札幌）は１０位、松谷建設（株）（北見）は１２位、（株）渡辺組（遠軽）は１３位、白鳥建設工業（株）（留萌）は１５位、宮坂建設工業（株）（帯広）は１６位、（株）久保組（小樽）は１７位、岩倉建設（株）（札幌）は１９位、拓殖工業（株）（広尾）は２０位、草野作工（株）（江別）は２１位、（株）鈴木東建（札幌）は２３位、（株）生駒組（旭川）は２５位、大同産業開発（株）（遠軽）は２７位、（株）宮田建設（美幌）は２８位、（株）高橋建設（厚沢部）は２９位にそれぞれ躍進した。
　受注額が増加したのは皆増を含め２３８社、倍以上に受注額を増やしたのは２０社。３億円以上を受注したのは１社減の１２社、１億円以上を受注したのは１１社増の７１社だった。