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新穴澗TNで初試行/入札公告は9月を予定/開発局 技術提案評価型SⅠ型
2025/05/16付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、小樽開建所管のWTO対象工事「一般国道229号島牧村新穴澗トンネル工事」で、総合評価落札方式における技術提案評価型SⅠ型を試行する。VFM(Value for Money)の考え方に基づき、仕様や工法変更によって品質向上が期待される事項に関し技術向上提案を求めるもので、同局では初の試行対象工事。入札公告は9月を予定している。現行のS型は、技術点差がつきにくい状態となっていることに加え、仮設や工法の変更も認められておらず、施工者のノウハウを十分に生かす発展的な提案がしづらいなどの課題を抱えている。
こうした中、昨年6月に公共工事の品質確保の促進に関する法律が改正。VFMの考え方が記載され、国土交通省は新たな入札契約方式としてSⅠ型を試行する方針を打ち出していた。
実施方針案をみると「選定に当たって工事の規模が大きいほど効果的な提案が得られやすいことに留意」としており、発注手続きに係る期間はS型よりも長く設定する。
技術向上提案に関する費用の上限は、公告時点の予定価格の5%を上限に発注者が設定。発注者は上限金額を公告図書に明示するとともに、競争参加者は当該提案の実施にかかる概算費用を提案書に記載する。
試行により、技術提案に基づく仕様の変更が可能となることから、品質・脱炭素化・安全性の改善につながる提案が出やすくなるほか、材料費コストが高く、導入されにくい傾向にあった価値の高い資材が活用されやすくなる。
現段階で本年度は、全国でも数件の試行となる見通し。開発局では、小樽開建所管の「一般国道229号島牧村新穴澗トンネル工事」を対象としている。入札公告は9月を予定。工事規模は50億円以上に及ぶ見込みだ。
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