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単体シェア 3.8P縮小/本紙集計 旭川のみが拡大/24年度開建単体・JV受注動向

2025/05/30付 DOTSU-NET NEWS
 全道10開建が2024年度に発注した工事の単体とJVの受注動向が、本紙集計でまとまった。金額ベースでみると、単体の受注割合が縮小。前年度から3.8ポイント縮小し、87.1%となった。開建別では、旭川のみが拡大している。

 受注額は設計変更を含まない落札額ベースで、受注業者の所在地別ではなく、開建別に集計。ゼロ国債、翌債は件数、金額共に翌年度に計上した。長期国債は年度別の支払額を計上し、件数も支出された年度でそれぞれカウントしている。JVは、経常JVのほか、特定JVを含む。
 単体の受注割合は、件数で1324件、金額で2068億7100万円。件数ベースの割合は90.3%、金額ベースの割合は87.1%となった。
 金額ベースの受注割合を開建別にみると、旭川の98.4%が最も高く、以下、稚内が98.2%、札幌が93.6%、釧路が89.3%などと続いた。
 前年度と比較して単体の割合が拡大したのは、旭川のみで0.4ポイント拡大している。
 件数ベースでみると、札幌、小樽、室蘭の3開建で拡大。それぞれ0.5ポイント、1.7ポイント、4ポイント拡大した。

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