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首位は宮坂建設 112億円/設計変更含む 受注増332社/開発局24年度工事受注実績 本紙集計

2025/06/12付 DOTSU-NET NEWS
 全道10開建の設計変更を含む2024年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、函館、旭川、室蘭、釧路、帯広の6開建から計27件、112億3124万円を受注した宮坂建設工業(株)(帯広)。2位以下は、17件、80億4963万円の(株)中山組(札幌)、23件、55億3215万円の道路工業(株)(札幌)などと続く。受注総額は、前年度と比較して0.4%増の2959億9400万円だった。

 設計変更を含めた集計。23年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は24年度支払い分を計上した。JVでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
 受注業者数は4社減の595社。1社当たりの平均受注額は1.1%増の4億9747万円となった。道内業者の受注は2677億8800万円。全体に占める割合は90.5%で、1.5ポイント縮小した。
 前年度に上位30位圏外だった鹿島建設(株)(東京)は15位、五洋建設(株)(東京)は18位、勇建設(株)(札幌)は21位、髙堂建設(株)(帯広)は25位、大北土建工業(株)(富良野)は27位、(株)熊谷組(東京)は28位に順位を上げた。
 受注額が増加したのは皆増を含め332社、2倍以上受注額を増やしたのは50社に。10億円以上を受注した業者は8社減の64社、5億円以上は5社減の172社、3億円以上は11社減の268社となっている。

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