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一連のスキームを作成/成果品の検索なども可能に/工事・委託業務オンライン納品 - 道建設部
2025/06/16付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、工事・委託業務における成果品のオンライン納品に関し、詳細を固めた。北海道建設技術センター(HOCTEC)が保有する電子成果品保管管理システムを活用し、成果品登録、成果品確認、保管登録の順に一連のスキームを作成。発注者が受注者の成果品登録を承認したあと、受注者には道建設部版工事施工情報共有システムから成果品保管の事実と、成果品修正が生じた際に使用する「再利用ID・PW」がメールで送られ、電子成果品登録証明書の発行も可能に。発注者が保管管理システムによって成果品の検索やダウンロードができるようになることで、関係者は業務円滑化が図られるものと期待している。従来、工事および委託業務の成果品は、DVDなどの電子媒体によって提出を求め、建管出張所などに保管。一方、データの収集に時間を要し、損失や破損の恐れがあるほか、保管場所の確保などに支障が生じていた。
こうした状況を踏まえ、道建設部は本年度、納品の形態を電子媒体からオンラインに変更し、システム内でデータを一元管理する仕組みを構築。道建設部版工事施工情報共有システムでオンライン納品を受けたあと、HOCTECが保有する電子成果品保管管理システムへと格納するもので、4月1日以降に契約した工事から先行して適用している。
7月1日以降の入札案件からは、委託業務においても適用する方針。オンライン納品の適用に関しては、工事と同じく特記仕様書によって示すこととしている。
本格運用に向けて、道建設部は成果品のオンライン納品に関する一連のスキームをまとめた。情報共有システムは受注者からの成果品登録を受けたあと、発注者に成果品確認依頼のメールを自動送信。発注者はメール内のURLから承認待ち一覧画面にジャンプして成果品をダウンロードし、検定官の検定結果によって承認・却下などの処理を行う。
発注者から承認を受けた成果品は、保管管理システムに登録。受注者には、成果品保管の事実と、情報共有システム利用期間終了後に成果品修正が生じた際に使用する「再利用ID・PW」がメールで送られ、電子成果品登録証明書の発行も可能に。データ格納後は、発注者が保管管理システムから成果品の検索やダウンロードができるようになる。
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業界とのタイアップ盛る/建設産業の魅力発信も/仮称・NN業務推進プログラム - 道農政部
2025-06-16付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、仮称・農業農村整備業務推進プログラムの策定に向けた検討を進めている。計画的かつ着実な事業執行のため、「一層の効率化・平準化」「担い手の確保・育成」「農業農村整備関係者への理解促進」の3本柱に沿って、地域・道・建設業界の各者が取...平均点 工事77.9点/工事最高は80点、丸彦渡辺等/道防衛局 24年度施行成績
2025-06-13付 DOTSU-NET NEWS
道防衛局の2024年度の施行成績評定結果がまとまった。工事の対象は38件で、平均点は23年度末比0.4点下降の77.9点。最高点は80点で、丸彦渡辺建設(株)(札幌)が施工した「東千歳外(4)保管庫新設等建築その他工事」や(株)森川組(函...82地区、1487億円/本年度開始は53地区に/道農政部 道営農業調査計画地区
2025-06-13付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、道営農業農村整備事業の2025年度調査計画地区概要をまとめた。全道82地区で、総事業費の合計は1487億4500万円。前年度と比べ地区数で5地区の増、金額で249億8500万円の減となった。本年度に調査を開始する地区は53地区...首位は宮坂建設 112億円/設計変更含む 受注増332社/開発局24年度工事受注実績 本紙集計
2025-06-12付 DOTSU-NET NEWS
全道10開建の設計変更を含む2024年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、函館、旭川、室蘭、釧路、帯広の6開建から計27件、112億3124万円を受注した宮坂建設工業(株)(帯広)。2位以下は、17件、80億496...計52地区、1092億円/空知9地区324億、オホ7地区311億/道農政部 道営農業新規地区
2025-06-12付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、道営農業農村整備事業における2025年度新規地区の概要をまとめた。地区数は52地区で、総事業費の合計は1091億5500万円。前年度から13地区減少した一方、事業費は257億6400万円と大幅な増となった。振興局別では、空知が...前年度比 7件増、781件/室蘭121件、札幌120件、函館101件/24年度建管工事総合評価
2025-06-11付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、全道10建管の発注工事における2024年度総合評価落札方式の実施状況をまとめた。実施件数は前年度実績を7件上回る781件。標準型が1件、簡易型が6件増加している。タイプ別にみると、施工実績審査タイプが15件増の521件に上り、...新規に泉川西春別線など/別海尾岱沼等で調査設計/釧路建管 26年度要望
2025-06-11付 DOTSU-NET NEWS
【釧路発】釧路建管が所管する主要事業の2026年度要望概要がまとまった。新規要望個所は、道路22ヵ所、建設海岸1ヵ所、急傾斜地2ヵ所の計25ヵ所。主なものをみると、道路系では泉川西春別線(別海町)の路盤改良や厚岸標茶線(標茶町)のときわ橋...受注者提案の費用負担を/開発局「制度設計の過渡期」強調/日建連と発注機関が意見交換
2025-06-10付 DOTSU-NET NEWS
日本建設業連合会(宮本洋一会長)は9日、ホテルポールスター札幌で2025年度公共工事の諸課題に関する意見交換会を開催した。受注者提案による新技術・新工法の現場への導入に当たって、発注者が必要経費を負担する仕組みの制度化を求める日建連に対し...