計５２地区、１０９２億円／空知９地区３２４億、オホ７地区３１１億／道農政部 道営農業新規地区

　道農政部は、道営農業農村整備事業における２０２５年度新規地区の概要をまとめた。地区数は５２地区で、総事業費の合計は１０９１億５５００万円。前年度から１３地区減少した一方、事業費は２５７億６４００万円と大幅な増となった。振興局別では、空知が９地区で３２４億円、オホーツクが７地区で３１１億円などとなっている。

　新規地区の内訳は、補助金事業が４８地区で１０６５億３５００万円、交付金事業が４地区で２６億２０００万円。
　振興局別にみると、空知やオホーツクのほか、十勝が９地区で１４７億８０００万円、上川が７地区で１２３億５０００万円などと続いた。
　事業別では、畑地帯総合整備事業の畑地帯総合整備中山間地域型が９地区で３１３億４０００万円、農地整備事業の中山間地域型が１０地区で２８７億円などとなっている。
　事業別の地区数と総事業費はつぎのとおり。
◆補助金事業
▼農地整備事業
▽経営体育成型＝２地区―３９億円
▽中山間地域型＝１０地区―２８７億円
▼草地畜産基盤整備事業
▽道営草地整備＝３地区―１８億６０００万円
▽公共牧場整備＝１地区―２５億円
▼畑地帯総合整備事業
▽畑地帯総合整備型＝５地区―１１３億円
▽畑地帯総合整備中山間地域型＝９地区―３１３億４０００万円
▼水利施設整備事業
▽基幹水利施設整備型＝１地区―８億５０００万円
▽基幹水利施設保全型＝３地区―２７億８０００万円
▽農地集積促進型＝２地区―１０３億円
▼農道・集落道整備事業＝５地区―４１億７０００万円
▼営農飲雑用水施設整備事業＝３地区―７２億円
▽農村地域防災減災事業＝４地区―１６億３５００万円
◆交付金事業
▼農地整備事業
▽通作条件整備保全対策型＝４地区―２６億２０００万円