土木A ９建管８割超／舗装Aは札幌など４建管１００％／２４年度建管別・工種別・等級別実績

　道建設部は、建管発注工事の２０２４年度工種別・格付別発注実績をまとめた。一般土木をみると、A１とA２を組み合わせたA等級の割合は８７.９％。９６.５％の函館をはじめ、９建管が８割を超えている。A１の割合は小樽が５９.２％、A２の割合は函館が６０.９％でそれぞれ最高を記録している。B等級の割合は、留萌が２７.３％で最高。舗装A等級は、札幌、小樽、旭川、留萌の４建管で１００％に達している。

　設計変更後の最終契約額で集計。債務負担など工期が複数年度にわたる工事は２４年度支払額、JVでの受注は出資比率で案分した構成員ごとの金額を計上している。
　一般土木のA１とA２を合わせたA等級の割合は、前年度を０.１ポイント上回る８７.９％。全道平均を上回ったのは４建管で、函館が９６.５％、小樽が９５.４％、旭川が９３.６％、釧路が８８.８％だった。
　A１の全道平均は、１ポイント拡大して４４.９％。小樽が最高の５９.２％で、旭川が５８.５％、札幌が５５.５％、稚内が４９.２％、室蘭が４７.５％と５建管で全道平均を上回っている。
　A２の全道平均は、０.９ポイント縮小して４３％。函館が最高の６０.９％で、釧路が５７.３％、帯広が４７.８％、網走が４７.６％、留萌が４４.７％と、５建管で全道平均を超えた。
　舗装をみると、A等級の割合が１００%に達したのは、札幌、小樽、旭川、留萌の４建管。釧路、帯広、網走、函館を加えた８建管で９割を上回った。