改良済 ８６％３３２９㎞／舗装済８４％３２４５㎞／３５市都市計画道路２４年度末整備状況

　道内３５市が所管する都市計画道路に関し、２０２４年度末時点の整備状況がまとまった。総計画延長は３８８３.２３キロメートルで、改良済み延長は８５.７％の３３２８.７９キロメートル、舗装済み延長は８３.６％の３２４５.０９キロメートル。札幌市の総計画延長は８７３.９３キロメートルで、改良済み、舗装済みの延長は共に９４.９％の８２９.１キロメートルに上っている。

　道建設部が公表した都市計画道路現況調査の結果に基づくもの。全道１７９市町村のうち、都市計画道路を定めている９８市町を対象に調査を依頼し、年度ごとの情報をまとめている。
　３５市の総計画延長は３８８３.２３キロメートルで、道路種別ごとの延長は、一般国道が７８８.７８キロメートル、主要道道が４４９.７１キロメートル、一般道道が４８４.２３キロメートル、市町村道が２１６０.５１キロメートル。市町村道の構成比が５５.６％と大半を占めている。
　２４年度末時点の整備状況をみると、改良済み延長は８５.７％の３３２８.７９キロメートル、舗装済み延長は８３.６％の３２４５.０９キロメートル。主な市をみると、札幌市のほか、旭川市は計画延長２４８.３キロメートルに対して改良済みが８６.５％の２１４.７４キロメートル、舗装済みが７６.１％の１８９.０８キロメートルに。函館市は、計画延長２１８.６５キロメートルに対して改良済みが８５.２％の１８６.２２キロメートル、舗装済みが８２.５％の１８０.４２キロメートルに上っている。