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本年度から検討着手/各フェーズ連携しサイクル構築/仮称・NNDX推進WG - 道農政部

2025/08/26付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部は、本年度から仮称・NNDX推進WGにおける検討を進めている。これまでの計画、調査設計、施工、営農・維持管理など各フェーズにおける効率化のみならず、DX技術を活用し各フェーズが連携したサイクルを構築。担い手不足、働き方改革などへの対応が建設業界全体で求められている中、業務の最適化、根詰まり解消などを図るとともに、多様な関係者が各データを利活用し農業農村整備事業推進の強化や魅力ある職場環境の形成を目指していく。

 現在の農業農村整備事業の推進体制に当たっては、新規採用の減少や中途退職者の増加、いびつな年齢構成などの課題が顕著な状況。ベテラン職員の退職が進むことで、農業農村整備事業に係る業務の遂行に必要とされる技術やノウハウの検証が困難になるなど、円滑な業務の推進に支障を来す恐れが生じている。
 さらに、長時間労働の削減や休暇取得の推進など働き方改革の実現に向けた業務の効率・省力化などが課題に。DX技術を活用し、計画・実施・事務部門における業務改善や次世代を担う人材育成などを図るとともに、魅力ある職場環境を形成しながら推進体制の強化が求められている。
 現在、農業農村整備事業においては、ICTを活用した施工を筆頭に、QGISや水土里情報システムなどに代表されるGISなど、様々なデジタル技術を活用して業務の効率化や省力化を図っている。
 今後は、計画、調査設計、施工、営農・維持管理など、おのおののフェーズにおける効率化のみならず、各フェーズが連携したサイクルを構築し、全体の業務効率化を図るため、WGを設置し検討を推進。デジタル人材を育成するとともに、多様な関係者がデータ利用を可能にする推進体制の強化を目指していく。
 全体像のうち、他のフェーズとのつながりで目指す姿をみると、計画では「計画業務のDX化で、計画業務はもとより他のフェーズの業務も効率化」、調査設計では「建設現場での生産性の向上、維持管理の効率化・高度化」、施工では「BIM/CIM、財産、整備履歴」、営農・維持管理では「施設保全情報へ新たに暗渠配線GISを追加、水土里情報システムを活用した地区管理、GIS・CIM・ICT施工などを活用した営農、施設管理の高度化・省力化」などを挙げている。
 得られる効果では、計画は「職員・受益者・関係者間の情報の共有と明確化・精度向上」、調査設計は「干渉チェック・設計ミスの削減、構造物イメージの明確化」、施工は「設計書作成の省力化、労働力不足への対応、施工時の安全性向上」、営農・維持管理は「農業農村整備事業の効果向上」などが盛り込まれている。
 農政部関係者は「建設業界全体で業務軽減などが求められているが、その中でも成果も求められている。各フェーズが連携し、一貫性を持って事業推進していけるよう、DX技術を活用したサイクルを構築していきたい」と展望する。

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