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11府省庁で132事業/津波対策計画 16市町で策定/ゼロカーボンの26年度概算要求 - 北特委

2025/08/28付 DOTSU-NET NEWS
 北海道総合開発特別委員会「ゼロカーボン北海道」推進本部、「北海道における日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策の推進に関するPT」合同会議が27日、東京都内で開かれた。2026年度予算概算要求のうち、ゼロカーボン北海道関連の主な項目は11府省庁で132事業に上ることを説明。津波避難対策特別強化地域における津波避難対策緊急事業計画は、16市町で策定済みであることも示した。
 ゼロカーボン北海道関連の重点要望項目には、次世代半導体の設計・製造基盤の確立に向けた取組の推進、浮体式洋上風力発電の導入を加速させる事業の創設、洋上風力発電に係る道内港の基地港湾の早期指定などを盛り込んだ。
 このほか、再エネ電源近傍へのGX産業の集積エリアの整備推進、海底直流送電の着実な整備、GXとAI・DXへの投資を促進するための金融機能強化に関する支援、水素・アンモニア供給拠点の整備に向けた道内プロジェクトの選定、地方公共団体が行う事務・事業の脱炭素化への支援などを列挙している。
 道内39市町の津波避難対策緊急事業計画は、3月に室蘭市、北斗市、様似町、大樹町が作業を終えたことで、16市町が策定済みとなった。

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管路更新 重点的に支援/個別補助事業の創設等計画/上下水道の老朽化対策を加速

2025-08-28付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は、下水道等に起因する大規模な道路陥没事故を踏まえた上下水道の老朽化対策を加速させる。有識者委員会による第2次提言および第1次国土強靱化実施中期計画に基づき、事故発生時に社会的影響が大きい上下水道管路の更新を重点的に支援。個別補...

国費20%増6729億/道路が横ばいの2933億/26年度道開発事業費要求額

2025-08-27付 DOTSU-NET NEWS

 2026年度道開発予算の概算要求額がまとまった。公共事業費に当たる道開発事業費は、国費ベースで前年当初比19.6%増の6729億5500万円。一般行政費などを含めた道開発予算全体では、19.4%増の6857億7800万円に上っている。 ...

幾春別など2事業87億円/糠平再生は予算成立後公表/26年度道開発予算 直轄ダム要求

2025-08-27付 DOTSU-NET NEWS

 2026年度道開発予算概算要求におけるダム別要求額がまとまった。幾春別川総合開発に58億2000万円、雨竜川ダム再生に28億6700万円で計86億8700万円を要求。前年度当初予算額と比べると、8%減少している。糠平ダム再生については、治...

本年度から検討着手/各フェーズ連携しサイクル構築/仮称・NNDX推進WG - 道農政部

2025-08-26付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、本年度から仮称・NNDX推進WGにおける検討を進めている。これまでの計画、調査設計、施工、営農・維持管理など各フェーズにおける効率化のみならず、DX技術を活用し各フェーズが連携したサイクルを構築。担い手不足、働き方改革などへの...

道内橋梁 Ⅲ判定以上586橋/国交省 5490橋対象に調査/道路メンテナンス年報24年度点検

2025-08-26付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省の道路メンテナンス年報に基づく、本道分の2024年度点検結果が本紙集計でまとまった。開発局、東日本高速道路(株)北海道支社、道、市町村の管理施設を対象としたもの。点検結果をみると、橋梁に関しては、計5490橋を対象に調査し、早期...

「抑制工+抑止工」がベスト/対策費用に約300億円試算/手稲山地すべり対策方針 - 計画段階評価検討委

2025-08-25付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は22日、TKPガーデンシティ札幌駅前で手稲山地区地すべり対策における計画段階評価検討委員会(委員長・山田孝北大大学院農学研究院名誉教授)を開き、対応方針原案を決定した。抑制工を主体とし、必要に応じて抑止工を組み合わせ整備する案を最...

25年度内の改定目指す/通年施行などを新たに追加/道農政部 草地畜産基盤整備推進方針

2025-08-25付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、草地畜産基盤整備事業の推進方針に関し、2025年度内の改定に向け検討を進めている。第7期北海道農業・農村振興推進計画に合わせ、25年度内の策定が見込まれる第9次北海道酪農・肉用牛生産近代化計画なども踏まえて見直す。新たな方針で...

26年度から一部振興局で/低コスト対策として効果期待/道農政部 永年草地の余剰水排除工

2025-08-22付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、2026年度から一部の振興局において余剰水排除工の整備を進める方針だ。永年草地における低コスト排水対策として検証を進めてきたもの。通常の暗渠排水に対し掘削層をより浅くし、吸水渠において暗渠管を設置せず疎水材のみで施工し、面的に...