トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
都道府県含め取組推進/国交省 26年度から補助対象/遠隔管理、ダム操作の高度化
2025/08/29付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、都道府県管理ダムを含めた遠隔管理やダム操作の高度化等に取り組む。遠隔管理によってダム機能を確保するほか、水系全体での早期事前放流・増電等の取組を推進。ダムメンテナンス事業において、ダム管理の高度化に関する取組を2026年度から新たに補助対象とする方針としている。近年は、気候変動の影響等による自然環境の変化に対応する観点から、ダムにおける流水管理の高度化が急務となっている。
具体的には、地震や降雨によってアクセス路が途絶した場合においても、ダムの治水機能の確保、利水の安定供給を行うため、遠隔から状態監視・操作するための施設整備を推進する必要がある。
さらに、アンサンブルを活用した降雨予測の長期間化等を行うことで、早期の事前放流実施による治水容量のさらなる確保、発電放流の活用による増電の取組を推進することも必要とされている。
現在、国・水資源機構管理ダムで先行的に取組が進んでいるが、都道府県管理ダムにおいても流水管理の高度化を推進することが必要と認識。水系一体での治水安全度向上、利水供給の効率化を目指すこととした。
26年度予算概算要求では、ダムメンテナンス事業において、ダム管理の高度化に関する取組を新たに補助対象とする方針を記載。国・水資源機構管理ダムについても、AIを活用した流入量予測、長時間アンサンブル予測などの導入を順次進めていく。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
改良率 4建管管内で8割超/舗装率は札幌85%、帯広81%/都市計画道路24年度末整備状況
2025-08-29付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は本道における都市計画道路に関し、建管管内別の2024年度末整備状況を取りまとめた。全道の整備計画延長は4206.54キロメートルに上っており、改良済み延長は3296.22キロメートル。実施率は78.4%だった。建管別の改良率をみ...管路更新 重点的に支援/個別補助事業の創設等計画/上下水道の老朽化対策を加速
2025-08-28付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、下水道等に起因する大規模な道路陥没事故を踏まえた上下水道の老朽化対策を加速させる。有識者委員会による第2次提言および第1次国土強靱化実施中期計画に基づき、事故発生時に社会的影響が大きい上下水道管路の更新を重点的に支援。個別補...11府省庁で132事業/津波対策計画 16市町で策定/ゼロカーボンの26年度概算要求 - 北特委
2025-08-28付 DOTSU-NET NEWS
北海道総合開発特別委員会「ゼロカーボン北海道」推進本部、「北海道における日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策の推進に関するPT」合同会議が27日、東京都内で開かれた。2026年度予算概算要求のうち、ゼロカーボン北海道関連の主な項目は11府...国費20%増6729億/道路が横ばいの2933億/26年度道開発事業費要求額
2025-08-27付 DOTSU-NET NEWS
2026年度道開発予算の概算要求額がまとまった。公共事業費に当たる道開発事業費は、国費ベースで前年当初比19.6%増の6729億5500万円。一般行政費などを含めた道開発予算全体では、19.4%増の6857億7800万円に上っている。 ...幾春別など2事業87億円/糠平再生は予算成立後公表/26年度道開発予算 直轄ダム要求
2025-08-27付 DOTSU-NET NEWS
2026年度道開発予算概算要求におけるダム別要求額がまとまった。幾春別川総合開発に58億2000万円、雨竜川ダム再生に28億6700万円で計86億8700万円を要求。前年度当初予算額と比べると、8%減少している。糠平ダム再生については、治...本年度から検討着手/各フェーズ連携しサイクル構築/仮称・NNDX推進WG - 道農政部
2025-08-26付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、本年度から仮称・NNDX推進WGにおける検討を進めている。これまでの計画、調査設計、施工、営農・維持管理など各フェーズにおける効率化のみならず、DX技術を活用し各フェーズが連携したサイクルを構築。担い手不足、働き方改革などへの...道内橋梁 Ⅲ判定以上586橋/国交省 5490橋対象に調査/道路メンテナンス年報24年度点検
2025-08-26付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省の道路メンテナンス年報に基づく、本道分の2024年度点検結果が本紙集計でまとまった。開発局、東日本高速道路(株)北海道支社、道、市町村の管理施設を対象としたもの。点検結果をみると、橋梁に関しては、計5490橋を対象に調査し、早期...「抑制工+抑止工」がベスト/対策費用に約300億円試算/手稲山地すべり対策方針 - 計画段階評価検討委
2025-08-25付 DOTSU-NET NEWS
開発局は22日、TKPガーデンシティ札幌駅前で手稲山地区地すべり対策における計画段階評価検討委員会(委員長・山田孝北大大学院農学研究院名誉教授)を開き、対応方針原案を決定した。抑制工を主体とし、必要に応じて抑止工を組み合わせ整備する案を最...