現年 札幌２４２億、旭川１６５億／ゼロ国債は札幌７５億、小樽３０億／２５年度開建別補正予算額

　２０２５年度補正予算に基づく開建別・事業別予算額がまとまった。現年補正分をみると、事業費ベースで札幌に２４２億２４００万円、旭川に１６４億７９００万円などを計上。ゼロ国債は、札幌に７５億２０００万円、小樽に３０億１５００万円などを充てている。

　２５年度補正予算は１６日に成立。現年補正分の開建執行額は全体で９０５億６８００万円に上る。主な開建では、札幌、旭川のほか、帯広で９０億５６００万円、室蘭で８６億１９００万円、釧路で８５億７０００万円などを計上した。
　ゼロ国債は、総額２５６億円を措置。札幌、小樽に続き、室蘭が２６億７３００万円、網走が２６億２３００万円、釧路が２５億６５００万円などとなっている。
　臨時国会での予算成立を受け、開発局は１７日付で発注見通しを公表。対象工事の入札公告は来年１月に本格化する見込みだ。