開発局が港湾空港関係功労者表彰式 ７人の功績たたえる

　開発局は８日、札幌第１合同庁舎で本年度港湾空港関係功労者表彰の表彰式を行った。栗田悟港湾空港部長が、受賞者１人ひとりに表彰状を手渡し、それぞれの功績をたたえた。 　港湾の整備促進等に尽力または社会基盤整備事業にかかる仕事に長期間従事している個人、港湾の振興等を支援している団体を表彰するもの。建設業関係者からは藤建設（稚内）の藤田幸洋社長、菅原組（函館）の菅原徹社長、濱谷建設（釧路市）の濱谷和重専務の３人が選ばれたほか、新宮正志前室蘭市長、山田勝麿前小樽市長、横田耕一前稚内市長、大場脩前網走市長の首長経験者４人も受賞した。 　栗田部長は表彰状授与後のあいさつで、各受賞者の功績にふれ、「安全で機能的な施設として道民に広く利用されているのは皆様のおかげ」と謝意を表した。また、東日本大震災からの経済再生のためには「港湾空港の物流機能が大事」と述べ、大規模災害に強い施設整備への協力を要請するなど、各受賞者のさらなる活躍に期待を寄せた。