同一振興局管内で可能／１日以降公告から適用／道水産林務部 監理技術者兼務の取扱い

　道水産林務部は、監理技術者の兼務の取扱いを決定した。兼務を認める工事現場の範囲は、同一の振興局管内と設定。水産土木、森林土木など工種が異なる場合も兼務を認める。兼務可能な工事件数を２件とし、監理技術者補佐を選任で配置することを要件に定めている。１日以降に公告する工事から適用している。
　監理技術者の兼務を認めない工事は、予定価格が３億円以上の水産土木、森林土木、建築、電気、管と、予定価格が６０００万円以上の舗装。地方公共団体の物品等または特定役務の調達手続きの特例を定める政令の適用対象工事も認めない。
　総合評価落札方式を適用する工事での要件も設定。いずれの工種でも標準型は対象外で、簡易型の施工計画審査タイプも対象外としている。
　兼務を認める工事現場の範囲は、同一の振興局管内と設定。他発注部局および国・市町村等の他発注機関の工事や、工事工種が異なる場合においても兼務可能とする。
　総合評価落札方式における対応も整理。建設部、農政部と同様、優秀技術者等表彰の評価を適用して工事を落札した場合、その工事が完成するまでの間、同じ振興局の別の入札において表彰の評価を適用することはできない。