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0.7%減 2320億/札幌など15市 前年度上回る/道内35市の21年度普通建設事業費

2021/03/08付 DOTSU-NET NEWS
 道内35市における2021年度予算案の普通建設事業費が、本紙集計でまとまった。一般会計に占める総額は、負担金と災害復旧費を除き2319億6400万円。前年度を0.7%下回った。一般会計に占める構成比は9.6%で、0.4ポイント縮小。札幌市や旭川市など15市が前年度よりも増加している。

 21年度当初は、芦別市と北広島市が首長選を控えた骨格編成。35市の一般会計総額は前年度比0.1%減の2兆4185億8900万円にのぼった。普通建設事業費は負担金と災害復旧費を除き2319億6400万円。一般会計の9.6%を占めている。
 35市中、15市の普通建設事業費が増加。最も増加幅が大きかった赤平市は、統合小学校建設の本格化などに伴い、148.8%の伸び率を示している。つぎに伸び率が高かったのは、新庁舎の建設などを進めている富良野市。128.8%の増加となった。
 補助・単独の内訳をみると、補助の総額は10.6%増の1022億144万円。単独の総額は8.6%減の1284億1497万円だった。
 なお、札幌市を除く34市の普通建設事業費は、1336億6103万円。12年連続で1000億円以上を確保した。

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開発局が総合評価審査委員会/地質調査にも適用拡大/技術者育成型など方向性確認

2021-03-05付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は4日、札幌第1合同庁舎で2020年度総合評価審査委員会を開催した。本省ガイドラインや改正品確法などを踏まえ、地質調査においても総合評価落札方式の適用を拡大していくことを説明。4月1日公告分から実施していくとしている。技術者育成型や...

新年度に指針策定/より効率的な流木対策へ/道水産林務部 本道特性踏まえ

2021-03-05付 DOTSU-NET NEWS

 道水産林務部は、新年度に「土石流・流木対策指針の解説等(北海道運用版)」を策定する。より効果的・効率的な流木対策の推進につなげることを目的としたもので、策定に当たっては、治山事業担当者等によるワーキンググループ(WG)を設置。これまでの各...

中山組が首位 120億/本紙集計 10億以上は121社に/主要発注3機関 12月末工事受注実績

2021-03-04付 DOTSU-NET NEWS

 開建、建管、振興局農業の主要発注3機関における12月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、開建で28件、91億8346万円、建管で6件、16億846万円、振興局で6件、11億8900万円の合計40件、119億8092万円を...

同一振興局管内で可能/1日以降公告から適用/道水産林務部 監理技術者兼務の取扱い

2021-03-04付 DOTSU-NET NEWS

 道水産林務部は、監理技術者の兼務の取扱いを決定した。兼務を認める工事現場の範囲は、同一の振興局管内と設定。水産土木、森林土木など工種が異なる場合も兼務を認める。兼務可能な工事件数を2件とし、監理技術者補佐を選任で配置することを要件に定めて...

災復含め1280億程度/本紙集計 翌債分の開札が本格化/開発局 3次補正現年分工事費

2021-03-03付 DOTSU-NET NEWS

 2020年度第3次補正予算の現年分に基づく開発局の工事費は、災害復旧費を含め1280億円程度となる見通し。本紙集計によるもの。事業費に占める工事費の割合は9割超となる。現年補正の翌債対象工事の開札は、今月から本格化する。明許繰越工事につい...

施行成績の区分方式変更/経営環境評価 最高点は据え置き/道農政部 21年度総合評価運用方針

2021-03-03付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、2021年度に適用する総合評価落札方式の運用方針を決定した。道の改正ガイドラインに準じ、工事施行成績のランクの区切り方や、技術職員の育成・確保にかかる評価項目を変更。地域建設業経営環境評価も評価基準の区分を改めるが、最高点は現...

21年度の評価単位決定/推奨単位の半数取得で加点/道建設部 主任(監理)技術者CPDの特例措置

2021-03-02付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、2021年度総合評価落札方式において適用する「主任(監理)技術者の継続教育(CPD)」の特例措置に関し、各団体の評価単位を決定した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、継続教育の単位を取得できる講習会などが減少しているこ...

治山工事で数件試行/作業効率向上、感染症対策も/道水産林務部 21年度に遠隔臨場

2021-03-02付 DOTSU-NET NEWS

 道水産林務部は、建設現場における遠隔臨場の試行に向けた検討を進めている。現段階では、新年度に発注する治山工事で数件の試行を予定。移動時間の短縮等による作業効率の向上はもとより、接触機会の低減にもつながることから、新型コロナウイルス感染症拡...