１級５圏域、２級３水系／本年度は石狩川上流旭川など／２１年度以降河川整備計画策定予定 ― 道建設部

　道建設部は、道管理河川における２０２１年度以降の河川整備計画に関し、１級河川５圏域、２級河川３水系の策定を予定している。１級河川の５圏域は整備計画の変更、２級河川の３水系は整備計画を新たに策定する方針。このうち本年度は、１級河川の天塩川上流圏域、十勝川右岸圏域、石狩川上流旭川圏域、２級河川の朱太川水系の計画策定を見込んでいる。

　河川整備計画は、河川整備基本方針に基づき計画的に整備する区間について、概ね２０～３０年間に実施する河川整備の全体像を定めるもの。
　２０年度は、１級河川の尻別川圏域、留萌川圏域の計画を策定したほか、常呂川圏域の計画変更を実施。２級河川では、新たに古平川水系の計画を策定した。
　２１年度以降は、１級河川の石狩川中流岩見沢圏域、石狩川中流空知川圏域、天塩川上流圏域、十勝川右岸圏域、石狩川上流旭川圏域の５圏域の整備計画変更を予定。このうち本年度は、天塩川上流圏域、十勝川右岸圏域、石狩川上流旭川圏域の３圏域の計画変更を見込む。
　２級河川は、朱太川水系、久根別川水系、藻琴川水系の３水系で整備計画を新たに定める方針。本年度は、朱太川水系の整備計画策定を予定している。
　道建設部では、豪雨に伴う洪水被害が頻発している近年の状況を踏まえ、早期の計画策定を目指す。