全工種平均 ７８.４９点／本紙集計 ８０点以上は６４社／開発局２０１９･２０２０年度業者別工事成績

　開発局の２０１９・２０年度業者別工事成績平均点の分布が、本紙集計でまとまった。ホームページ等で公表されているデータに基づき、２ヵ年の平均点を算出。工事の全工種において、過去２ヵ年に評定を受けた業者は７５３社で、平均点は７８.４９点となった。１８・１９年度と比較すると、０.１１点上昇した。総合評価落札方式で満点を獲得できる「８０点以上」は、８.５％に相当する６４社に。１８・１９年度と比較すると、構成比は０.６ポイント拡大した。
　開発局の総合評価落札方式における企業の工事成績は、直近過去２ヵ年の平均点を採用。舗装を除き、一般土木、建築などの工種は、全工種の平均点を評価している。舗装は、舗装のみの工種で算出した平均点を活用している。
　１９・２０年度平均点の算出に当たっては、同局がホームページで公表しているデータを活用。本店所在地を開建管内別に整理するとともに、総合評価落札方式の評価基準に基づく分布状況を集計した。
　全体をみると、満点を獲得できる「８０点以上」は、８.５％に相当する６４社に。１８・１９年度と比較すると、０.６ポイント拡大した。
　「７６点以上８０点未満」は８９％に相当する６７０社、「７２点以上７６点未満」は２.５％に相当する１９社だった。１８・１９年度と比較すると、「７６点以上８０点未満」は０.７ポイント縮小、「７２点以上７６点未満」は０.４ポイント拡大した。
　開建管内別の平均点をみると、最高は、網走の７９点。唯一の７９点台となっている。１８・１９年度と比較すると、室蘭を除く９開建と道外で上昇した。留萌は、０.３６点上昇している。
　１９・２０年度平均点は、８月１日入札公告から適用となる。