税抜３４８１億円に／本紙集計 前年度比０.５％増／２０年度発注工事最終契約額 － 開発局

　開発局の２０２０年度発注工事における最終契約額が、本紙集計でまとまった。全体では、３４８１億２８００万円で、前年度と比較して０.５％増加。１９年度補正予算と２０年度当初予算の臨時・特別の措置により、２年連続３４００億円台となった。開建別にみると、函館、小樽など６開建が前年度の発注額を上回った。

　１９年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２０年度支払分を計上。設計変更を含む最終契約額を税抜きで集計した。
　全体では、前年度と比較して０.５％増の３４８１億２８００万円を執行。札幌は、４.６％減の９６０億６５００万円、室蘭は５％減の４８３億４５００万円などとなっている。
　函館、小樽、旭川、帯広、留萌、稚内の６開建が前年度の発注額を上回った。小樽は、５号倶知安余市道路の整備本格化などにより、３２.２％増の２５２億８４００万円と大幅な増額となっている。

　開建別の発注額はつぎのとおり（カッコ内％は前年度比）。
▽札幌＝９６０億６５００万円（９５.４％）
▽函館＝３２３億１１００万円（１０３.７％）
▽小樽＝２５２億８４００万円（１３２.２％）
▽旭川＝３８０億７２００万円（１０９.４％）
▽室蘭＝４８３億４５００万円（９５％）
▽釧路＝３４９億８６００万円（９５％）
▽帯広＝２４７億８９００万円（１０２.８％）
▽網走＝２４０億２５００万円（９４.１％）
▽留萌＝１４０億８４００万円（１０３.４％）
▽稚内＝１０１億６２００万円（１０５.９％）