首位は宮坂建設 １３６億／設計変更含む 受注増は４３２社／開発局２０年度工事受注実績 ― 本紙集計

　設計変更を含む開発局の２０２０年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、室蘭、釧路、帯広の４開建で２９件、１３５億８４２４万円を受注した宮坂建設工業（株）(帯広)。受注額が前年度よりも増加したのは、皆増含め４３２社となった。道内業者の受注シェアは、８９.８%となり、２ポイント拡大した。

　１９年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２０年度支払分を計上。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算した。消費税は除く。
　受注業者数は、前年度と同数の６７２社。受注総額は、０.６%増の３４８１億２８００万円だった。一社当たりの平均受注額は、０.６%増の５億１８０５万円となった。
　首位は、宮坂建設工業。以下、２８件、１１０億４０５７万円を受注した（株）中山組（札幌）、１５件、６９億１８０５万円を受注した岩田地崎建設（株）（札幌）と続く。
　前年度に３２位だった（株）堀口組（留萌）は１２位、３３位だった（株）橋本川島コーポレーション（旭川）は２２位、４０位だった髙堂建設（株）（帯広）は２５位、３１位だったタカハタ建設（株）（旭川）は２６位、３９位だった（株）上田組（標津）は２７位に順位を伸ばした。
　１０億円以上の受注業者は、前年度と比べ２社下回る８１社、５億円以上は３社上回る２０１社、３億円以上は９社上回る３０５社。
　前年度と比べ、受注額が増加したのは、皆増含め４３２社。皆増は７０社だった。皆増を除き、２倍以上受注額を伸ばしたのは、５１社だった。一方で、受注額が減少したのは、皆減含め３１０社だった。