土木関係コンサルは７８.１９点／本紙集計　測量７６.７８点に上昇／開発局の２０１９・２０年度業務成績平均点

　開発局の２０１９・２０年度業種区分別・業者別業務成績平均点が、本紙集計でまとまった。同局がホームページ等で公表しているデータに基づき、２ヵ年の平均点を算出。土木関係コンサルの平均点は、７８.１９点となり、１８・１９年度と比較して０.１８点上昇。測量は７６.７８点で、０.２点上昇した。

　プロポーザルの選定段階、総合評価落札方式の指名段階における業務成績評価基準に基づき、業種別に業務成績平均点の分布を集計した。
　土木関係コンサルをみると、「７７点以上８０点未満」が最も多く９２％、１６０社が該当している。１８・１９年度と比較すると、構成比は４.６ポイント拡大した。一方で「７４点以上７７点未満」は６.３％に該当する１１社で、３.５ポイント縮小。「８０点以上」は、１.１％に相当する２社で、１.２ポイント縮小した。
　測量をみると、「７７点以上８０点未満」が５２.２％に相当する９５社に。１８・１９年度と比較すると、３.５ポイント拡大した。一方で、「７４点以上７７点未満」は４５.６％に相当する８３社に。１８・１９年度と比較して１.５ポイント縮小した。「８０点以上」は０.５％に相当する１社で、構成比に変動はなかった。
　業種ごとの２ヵ年平均点をみると、土木関係コンサルは１８・１９年度と比較して０.１８点上回る７８.１９点、測量は０.２点上回る７６.７８点、建築関係コンサルは０.３点上回る７６.５０点、補償関係コンサルは０.３８点上回る７７.０６点、地質調査は０.１６点上回る７７.９４点だった。
　１９・２０年度業務成績平均点は、８月１日以降入札手続き開始案件から適用となる。