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倍増の209件試行/札幌64件、室蘭43件/2021年5月末遠隔臨場 - 開発局

 開発局は、2021年5月末段階における遠隔臨場試行件数をまとめた。全体では、20年度実績と比較しほぼ倍増となる209件で試行。「段階確認」や「立会」などにおいて受発注者双方の作業効率化に大きな効果が見込まれていることから、大幅に増加した。開建別の試行件数をみると、札幌は64件、室蘭は43件などとなっている。

 遠隔臨場は、ウェアラブルカメラ等により撮影した映像と音声をウェブ会議システム等でつなぎ、「段階確認」「材料確認」「立会」を行うもの。受注者は段階確認に伴う待ち時間の削減や確認書類の簡素化、発注者は移動時間の短縮などを通じた効率的な時間の活用など、受発注者双方に大きな効果が見込まれている。
 開発局は、国交省の方針に基づき、20年度から遠隔臨場の試行を開始。試行初年度は、109件の現場で実施した。遠隔臨場のさらなる普及・拡大を図る観点から、20年度補正予算を活用し、遠隔臨場で使用するスマートグラス等を導入。施工者が取り組みやすい環境整備にも注力している。
 21年度の試行件数は、5月末時点ですでに20年度実績を100件上回る209件となっている。働き方改革に対する施工者の意識の高さが試行件数に反映された格好だ。
 開建別にみると、札幌、室蘭のほか、旭川が34件、帯広と網走が各13件など。事業部門別でみると、道路は70件、河川は37件、農業は83件などとなっている。
(DOTSU-NET NEWS 2021/06/11付)