入札の不調・不落なし／ウッドショックの影響／２定道議会一般質問（２２日）

　鈴木直道知事は、世界的な輸入木材価格の高騰、いわゆるウッドショックによる道発注工事への影響に関し「価格高騰に起因する入札の不調・不落は生じていない」とし、工事受注者に聞き取りを行った結果、木材の調達にも大きな支障は確認されていないことを説明した。佐々木大介議員（自民党・道民会議）の質問に対する答弁。
　知事は道が発注する営繕工事では、道営住宅の新築のほか、改修における内外装の下地材などに木材を使用しているが、大きな影響は確認されていないと説明。その上で「今後とも木材の価格や供給の動向を注視しながら、適切な単価設定や調達期間に配慮した工期とするなど、工事に影響が生じないよう努めていく」との考えを示した。

防災機能など勘案／警察署新設を検討
　道警の小島裕史本部長は、道内複数の自治体から警察署の新設に関する要望が寄せられている現状を説明した上で「人口動態、地域住民の利便性、事件・事故の発生状況、災害時における防災拠点としての安全性・機能性のほか、警察署の要員確保、施設整備にかかる予算状況等を勘案の上、警察署の新設を含めた組織の在り方を総合的に検討していく」と述べた。佐々木議員の質問に対する答弁。