８％増２９３.５億円／本紙集計 ７開建で前年度上回る／２０年度開発局舗装最終契約額・税抜

　開発局の２０２０年度舗装工事における最終契約額が、本紙集計でまとまった。全体の発注額は、前年度と比較して７.８％増の２９３億４７００万円。札幌、函館など７開建が前年度の発注額を上回った。

　１９年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２０年度支払分を集計。設計変更を含む最終契約額で、消費税は除いて集計した。
　全体の発注額をみると、前年度と比較して７.８％増の２９３億４７００万円。開建別にみると、札幌は７.２％増の１２１億２６００万円、函館は、函館新外環状道路や函館江差道の舗装工事本格化により、約２.６倍の４０億２０００万円なとなっている。
　前年度の発注額を上回ったのは、札幌、函館、小樽、旭川、帯広、留萌、稚内の７開建。函館のほか、小樽は５号や２２９号の舗装工事により約２.５倍の１３億２０００万円、旭川は道路舗装に加え、堤防天端保護などにより約２.１倍の２１億６０００万円の大幅増となっている。

　開建別の舗装工事における最終契約額はつぎのとおり（カッコ内％は前年度比）。
▽札幌＝１２１億２６００万円（１０７.２％）
▽函館＝４０億２０００万円（２５８.９％）
▽小樽＝１３億２０００万円（２４８.１％）
▽旭川＝２１億６０００万円（２１１.４％）
▽室蘭＝９億９１００万円（３７.６％）
▽釧路＝２４億２２００万円（６０％）
▽帯広＝２１億６５００万円（１５３.５％）
▽網走＝２１億１６００万円（６７.１％）
▽留萌＝１０億５５００万円（１２０.２％）
▽稚内＝９億６９００万円（１３９.１％）