首位はドーコン ６７億／設計変更含む 本紙集計／開発局 ２０２０年度委託業者別実績

　開発局の設計変更を含む２０２０年度委託業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除く集計。首位は、全道１０開建と本局で２１９件、６７億１６１１万円を受注した（株）ドーコン(札幌)。受注総額は、前年度と比べ０.５%減の５０８億８３００万円だった。道内業者の受注シェアは、８０.４%で、１.６ポイント拡大した。

　１９年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は年割せずに発注ベースで集計。ＪＶは分担額に応じて構成員ごとに加算。設計変更を含む税抜額。本局営繕部の発注分は、集計から除外した。
　首位は、ドーコン。以下、５０件、２２億２１８０万円の（株）構研エンジニアリング（札幌）、６４件、１５億９９２４万円の（株）開発工営社（札幌）などと続く。
　１０億円以上を受注した業者は、前年度と比較して同数の９社、５億円以上は２社増の２８社、３億円以上は２社増の４０社、１億円以上は４社増の９２社だった。
　前年度に３１位だった（株）アルファ水工コンサルタンツ（札幌）は２３位、３３位だった（株）長大（東京）は２４位、３４位だった（株）クマシロシステム設計（札幌）は２７位、３２位だった北王コンサルタント（株）（帯広）は３０位に順位を伸ばした。
　前年度同期と比べ、受注額が増加したのは、皆増含め１６９社。皆増は２８社だった。