トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
橋本局長 生産空間の重要性発信/担い手確保 理由分析し対応/新旧局長が記者会見 - 開発局
2021/07/05付 DOTSU-NET NEWS
開発局の新旧局長による記者会見が2日、札幌第1合同庁舎で行われた。橋本幸新局長は、人口の少ない地域で農産物や観光など著しい価値を生み出している本道の生産空間に言及し、「生産性の観点からみると、ものすごいこと」と強調。食料供給や観光の面からも「人口が少ないからインフラ投資をしないといった局面を何とか変えていきたい」と、あらゆる関係機関と連携を図りながら、生産空間の重要性を発信し、守る手立てを講じていく考えを示した。橋本局長は、コロナ禍において、公共事業を取り巻く環境も大きく変化していることを示し、民間建築の落ち込みや海外進出にブレーキがかかっていることから、「相対的に社会資本整備に対する関心が高まっている」と指摘した。
その上で、食料供給と観光の面で大きな役割を果たしている本道の生産空間に言及。「人口の少ない地域で高い生産性を誇っている」とし、「人口が少ないからインフラ投資をしないといった局面を何とか変えていかなければならない」との考えを示した。
生産空間を守ることに加え、社会資本整備を進めていく上では、「道や市町村、経済団体、報道機関の方々と積極的にコミュニケーションを取ることが不可欠」と強調。様々な立場や考え方を受け止めながら、「北海道開発を推進していきたい」と力強く語った。
建設業については、担い手確保が命題となっていることを指摘。休日確保をはじめ、「理由を分析してしっかりと対応していきたい」とした。
倉内公嘉前局長は、在任中、コロナ禍においても地域のため、事業執行に責任感を持って努めてくれた職員たちの頑張りが特に印象に残っているとし、「発注ロットの大型化などにより、事業執行率も高まった」と強調。その上で、「高い意識で執行するという開発局の組織力に感心し、本道に不可欠な存在だとあらためて実感した1年だった」と振り返った。
さらに、開発局においてもリモートによる働き方が定着してきたことを説明。「建設業においても移動時間の短縮などを考えると、遠隔臨場などが積極的に進められている」との認識を示した。
橋本局長に対しては、「豊富な人脈をさらに広げ、インフラ整備の応援団をさらに増やしてほしい」とエールを送った。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
67%増、2543億/社会資本総合整備66%増1050億/22年度道開発事業費補助要望額
2021-07-05付 DOTSU-NET NEWS
道は2日、2022年度道開発事業費補助要望概要を公表した。要望額は国費ベースで21年度当初比67%増の2543億円。防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策等を着実に推進する観点から、直近10ヵ年で最大の要望額を積み上げた。事業別に...工事25件、業務4倍15件に/遠隔臨場は7倍超30件試行/21年度港湾等部門CIM活用 - 開発局
2021-07-02付 DOTSU-NET NEWS
開発局の港湾・漁港・空港部門は、2021年度から所管工事・業務における生産性向上、働き方改革に関する取組をさらに加速させている。21年度のCIM活用業務は、前年度と比較して4倍となる15件程度で試行。21年度から取組を開始したCIM活用工...公共単独5.2%減75億/小樽、旭川など4建管で増額/21年度舗装工事実施予算額 - 道建設部
2021-07-02付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、建管執行分の2021年度舗装工事実施予定額をまとめた。20年度ゼロ国債・ゼロ道債などを含む集計で、公共と単独を合わせた予算総額は75億700万円。20年度当初と比較し、5.2%下回った。建管別では、小樽が170.6%増、旭川が...国費7割増2500億台/本紙調査 農業農村整備500億程度/22年度道開発事業費補助要望 - 道
2021-07-01付 DOTSU-NET NEWS
道は、2022年度道開発事業費補助要望の計数を固めたもようだ。本紙調査では、国費ベースで21年度当初比で約7割増の2500億円台を積み上げているとみられる。限られた財源の中、事業量を最大限確保するため、戦略的に調整を図りながら計数を整理。...工事296件 業務670件/土木A工事 WTO含め18件/7月以降発注見通し公表 - 開発局
2021-07-01付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、きょう1日付で7月以降の発注見通しを公表する。工事は296件、業務は670件。工事のうち、一般土木は195件で、A等級18件、A・B等級35件、B等級81件などとなっている。 WTO対象工事は、9件で、室蘭開建所管でPSコン対象...国費2200億超で調整/直近10ヵ年で最大規模か/22年度道開発事業費補助要望 - 道
2021-06-30付 DOTSU-NET NEWS
道は、2022年度道開発事業費補助要望に向けた作業を進めている。本紙調査では、国費ベースの要望額は21年度の2200億円を上回る規模で調整。防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策などに関する事業等も盛り込むこととしており、直近10...吊荷作業の負担軽減/国総研 開発局等直轄工事で/定置式水平ジブクレーン 本年度試行
2021-06-30付 DOTSU-NET NEWS
国土技術政策総合研究所(以下、国総研)は、定置式水平ジブクレーンの試行を開始する。施工現場の負担となっている「大量の重い・長い物を運ぶ」作業の省力化・負担軽減が目的。本年度、開発局、九州地整を中心とした直轄工事で試行する。 定置式水平ジブ...効果的な取組推進へ/開発局 地方建協に依頼、実態把握/若手と女性技術者登用でアンケート
2021-06-29付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、所管発注工事の総合評価落札方式で試行している技術者育成型(若手)と女性技術者の登用を促すためのモデル工事に関するアンケート調査を実施している。北海道建設業協会を通じ、傘下の地方建協会員に回答を依頼。アンケートを通じ、各地域の実態...