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要対策判定 707橋/トンネル51ヵ所 20年度末で/公共土木施設長寿命化 - 道建設部

2021/08/20付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、所管する公共土木施設等の長寿命化に向けた取組状況をまとめた。北海道インフラ長寿命化計画(行動計画)に基づく管理施設の適切な維持管理・更新等を推進するため、2020年度末時点で整理したもの。すでに策定・改定済みの個別施設計画を踏まえた各施設の点検結果などを記載。「要対策」と判定された施設数をみると、2メートル以上の橋梁は707橋、トンネルは51ヵ所などとなっている。

 道は、高度経済成長期以降に集中的に整備され、今後一斉に更新時期を迎える所管施設の老朽化対策を着実に推進するため、15年6月に北海道インフラ長寿命化計画(行動計画)を策定。厳しい財政状況を踏まえ、維持管理・更新等にかかるコストの縮減・平準化に努めている。
 各部においては、個別施設ごとの対策時期や内容などを示した個別施設計画を策定。建設部は、管理施設の適切な維持管理・更新等を推進するため、所管する施設の個別施設計画について一体的な推進管理を行っている。
 20年度末時点の状況をみると、点検により「要対策」と判定されたのは、2メートル以上の橋梁が707橋、トンネルが51ヵ所、砂防関係施設が208ヵ所など。堤防、護岸は233キロメートル、道営住宅は641棟となっている。

 20年度末時点の各施設の状況はつぎのとおり(①所管施設数②要対策施設数)。
▽橋梁=①5698橋②707橋
▽横断歩道橋=①29橋②13橋
▽トンネル=①121ヵ所②51ヵ所
▽シェッド=①210ヵ所②72ヵ所
▽大型カルバート=①59ヵ所②8ヵ所
▽門型標識等=①195ヵ所②5ヵ所
▽終末処理場=①4ヵ所②4ヵ所
▽堰、樋門・水門、排水機場、防潮水門=①57基②57基
▽樋門・樋管=①5277基②3736基
▽ダム=①17基②17基
▽砂防堰堤、地すべり防止施設、急傾斜地崩壊防止施設、雪崩防止施設=①1719ヵ所②208ヵ所
▽堤防、護岸=①376キロメートル②233キロメートル
▽道営住宅=①966棟②641棟

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