トップページ > DOTSU-NET NEWS一覧 > DOTSU-NET NEWS詳細

年内に盛土の現状把握/地すべり等警戒区域も対象/鈴木道知事 熱海市土砂災害踏まえ

 鈴木直道知事は、静岡県熱海市で発生した大規模な土石流災害を踏まえ「年内を目途に盛土の現状把握に努める」との意向を示した。当初予定していた土石流に加え、地すべりや山腹崩壊の恐れのある区域なども対象とする方針。国における災害防止に向けた予算や制度などの検討状況も注視しながら対応していく。17日の第3回定例道議会代表質問で三好雅議員(自民党・道民会議)の質問に答えた。

 7月に熱海市で発生した土石流を巡っては、崩壊した盛土が被害を拡大させたとみられており、道においても速やかに点検作業に着手。土石流により被災する恐れがある区域について、地元自治体と連携し、許可や届出の内容、現地の状況確認などを行った。
 その後、政府は、国土交通省や農林水産省、環境省などで構成する関係府省連絡会議を設置。統一的に取組を進めていくこととし、各都道府県に盛土の総点検に関する依頼文書を発出した。
 中では、土石流に加え、地すべりや山腹崩壊の恐れのある区域なども対象とすることが示されたことから、それらも含めて点検作業を進める予定。点検個所数は、山地災害危険地区も考慮すると、相当規模にのぼる見通しだ。
 鈴木知事は、年内を目途に盛土の現状把握に努め、災害の危険性を有する盛土が判明した場合には、行為者に各法令に従った是正を求めるなど、必要な対応を行うと説明。その上で「国における災害防止に向けた予算や制度などの検討状況も注視しながら、道民の皆さまの安全で安心な暮らしが確保されるよう取り組んでいく」と強調した。
(DOTSU-NET NEWS 2021/09/21付)