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整備延長は120km程度/低コスト手法、積雪踏まえ整備/道無電柱化推進協 次期推進計画

2021/10/04付 DOTSU-NET NEWS
 北海道無電柱化推進協議会は、道内無電柱化工事の整備延長を120キロメートル程度とする方向で検討を進めている。2021~25年度までの5ヵ年を計画期間とする次期無電柱化計画に盛り込む見通し。整備延長は、開発局、道、札幌市の無電柱化に関する延長の総計。低コスト手法をはじめ、積雪寒冷地を踏まえた整備方針を定める。
 国土交通省は、ことし5月に新たな無電柱化推進計画を策定。諸外国に負けないわが国本来の美しさを取り戻し、安全で災害にもしやなかに対応できる脱・電柱社会を目指すため、新設電柱を増やさないことや、限られた予算で無電柱化実施延長を伸ばし、事業のさらなるスピードアップを図るとしている。
 具体的には、防災・減災、国土強靱化のための5ヵ年加速化対策で着手する約2400キロメートルを含め新たに約4000キロメートルとしている。本道においても、開発局、道、札幌市など道路管理者、電気事業者、通信事業者などで構成する北海道無電柱化推進協議会が中心となり、国交省の方針を踏まえ、次期無電柱化推進計画の策定に向けた検討に着手。整備延長については、現時点で120キロメートル程度とする方向で調整を進めている。計画には、浅層埋設などの低コスト手法をはじめ、積雪寒冷地を踏まえた整備方針を盛り込む見通し。
 なお、鈴木直道知事は、3定道議会において、国がことし5月に策定した無電柱化推進計画の基本方針を踏まえ「本年度内を目途に北海道無電柱化推進計画を策定し、電線管理者などとも連携しながら、引き続き無電柱化の推進に取り組んでいく」と答弁している。

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インフラDX等拡大へ/除雪ワンオペで全方位カメラ検証/道建青会 国交省と意見交換会

2021-10-04付 DOTSU-NET NEWS

 北海道建青会(萩原一宏会長)は1日、札幌グランドホテルで全国建設青年会議第26回全国大会に向けた国土交通省との意見交換会をウェブ会議形式で行った。働き方改革や新技術・新工法、コロナ禍への対応について協議。国交省は、建青会側からの週休2日な...

3663件 4561億円/本紙集計 9月単月298件、231億/主要発注3機関9月末工事発注状況

2021-10-01付 DOTSU-NET NEWS

 開建、建管、振興局農業―主要発注3機関の2021年度9月末工事発注額は、本紙集計で3663件、4561億1400万円余りとなった。前年度同期と比べ、件数で77件下回ったものの、金額は22億8800万円上回った。開建と建管は、件数で下回った...

工事96件 業務235件/当初ゼロ国 工事55件/開発局 10月以降発注見通し公表

2021-10-01付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、きょう1日付で10月以降の発注見通しを公表する。件数は、工事96件、業務235件。工事のうち、当初ゼロ国債対象工事は55件となっている。当初ゼロ国債対象工事は、今回公表分以外の案件もあることから、今後、随時発注予定情報で公表され...

倍増 工事89件で試行/除雪機械は3倍の189台に/開発局 今冬除雪でワンオペ化拡大

2021-09-30付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、今冬の除雪工事から「ワンオペ化」の試行件数を大幅に拡大する。2021年度は、20年度と比較してほぼ倍増となる89件の工事で試行する予定。除雪トラックなど除雪関係機械台数は、約3倍の189台で試行する。除雪トラック、凍結防止剤散布...

ルーラルエンジニアが首位/発注者支援業務除く 総額77億/振興局農業6月末委託業者別実績

2021-09-30付 DOTSU-NET NEWS

 道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の2021年度6月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は33件、5億4843万円を受注した(株)ルーラルエンジニア(深川)。2位以下は、18件、2億7230万...

現時点で140件前後/本紙調査 道路が大半/開発局 21年度当初ゼロ国対象工事

2021-09-29付 DOTSU-NET NEWS

 開発局の2021年度当初ゼロ国債対象工事件数は、本紙調査によると、現時点で140件前後が見込まれている。予算額からみると、道路が大半を占めているもよう。 国土交通省は、施工時期の平準化と建設現場の生産性向上を図ることを目的に17年度から当...

新たに190水系で策定へ/本年度策定予定40水系除く/鈴木道知事 2級水系の流域治水

2021-09-29付 DOTSU-NET NEWS

 鈴木直道知事は、2級水系における流域治水プロジェクトについて「あらゆる関係者の方々が協働して、流域全体で治水対策を行う流域治水の取組は大変重要」との認識を示し、年度内に策定予定の40水系を除く190水系においても、策定に向けた検討を進める...

用水管路等で歩掛新設/測量で材料費率など見直し/道農政部 工事・委託積算基準改正

2021-09-28付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、土地改良事業等にかかる請負工事および委託業務の積算基準を改正した。主な内容をみると、工事では、営農用水管路機械掘削(道路部)、営農用水管路機械埋戻(道路部)、水路目地設置工の歩掛を新設。委託業務においては、一般測量や用地測量な...