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新たに190水系で策定へ/本年度策定予定40水系除く/鈴木道知事 2級水系の流域治水
2021/09/29付 DOTSU-NET NEWS
鈴木直道知事は、2級水系における流域治水プロジェクトについて「あらゆる関係者の方々が協働して、流域全体で治水対策を行う流域治水の取組は大変重要」との認識を示し、年度内に策定予定の40水系を除く190水系においても、策定に向けた検討を進める考えを示した。滝口直人議員(自民党・道民会議)の質問に対する答弁。流域治水プロジェクトは、国や流域自治体、企業などが協働し、各水系で重点的に実施する治水対策の全体像を示したもの。近年の気候変動の影響による被害も踏まえ、ハード・ソフト一体となった事前防災対策の加速化を図る。
道建設部では現在、道内の2級水系230水系のうち、河川整備計画に基づき河川整備を予定している40水系を対象として設定。ことし3月までに流域治水協議会を設置し、年度末を目途に流域治水プロジェクトを策定する予定となっている。
鈴木知事は、頻発・激甚化する豪雨災害に対応する観点から、残る190水系についてもプロジェクトを策定する意向を表明。「洪水による被害状況や土地利用状況などを踏まえ、緊急性の高い河川からプロジェクトを策定し、多様な関係者の方々と連携を一層強化しながら水害に強い北海道づくりに取り組んでいく」と述べた。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
現時点で140件前後/本紙調査 道路が大半/開発局 21年度当初ゼロ国対象工事
2021-09-29付 DOTSU-NET NEWS
開発局の2021年度当初ゼロ国債対象工事件数は、本紙調査によると、現時点で140件前後が見込まれている。予算額からみると、道路が大半を占めているもよう。 国土交通省は、施工時期の平準化と建設現場の生産性向上を図ることを目的に17年度から当...用水管路等で歩掛新設/測量で材料費率など見直し/道農政部 工事・委託積算基準改正
2021-09-28付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、土地改良事業等にかかる請負工事および委託業務の積算基準を改正した。主な内容をみると、工事では、営農用水管路機械掘削(道路部)、営農用水管路機械埋戻(道路部)、水路目地設置工の歩掛を新設。委託業務においては、一般測量や用地測量な...実施率 全庁で71.2%/8月30日~9月10日期間/道 新型コロナ踏まえた出勤抑制
2021-09-28付 DOTSU-NET NEWS
道は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえた出勤抑制等の取組実績をまとめた。まん延防止等重点措置・緊急事態措置発令期間中の状況を集計したもの。出勤抑制等の実施率は、これまで6割程度で推移してきたが、8月30日から9月10日までの期間...前年度比3倍の233社/9月現在 札幌開建管内57社に/開発局 21年度遠隔臨場取組企業
2021-09-27付 DOTSU-NET NEWS
開発局の2021年度遠隔臨場試行現場の取組企業数が本紙集計でまとまった。9月10日時点で重複を除いた実数で233社となっており、20年度と比較して3倍に。所在地別にみると、札幌開建管内は57社、室蘭開建管内と網走開建管内が各25社などとな...停電復旧作業を迅速化/電線への倒木などで支援/道が北電等と協定締結
2021-09-27付 DOTSU-NET NEWS
道は、北海道電力(株)および北海道電力ネットワーク(株)と「大規模災害時における相互協定に関する基本協定」を締結した。道内における停電復旧作業の迅速化につなげることが目的。電線などにかかる倒木や道道上に倒れた電柱等の除去作業に関し、要請に...追加の参加要件を整理/A2同士は管内限定など/道建設部 21年度JVの取扱いQ&A
2021-09-24付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2021年度におけるJVの取扱いに関するQ&Aをまとめた。主なものをみると、予定価格が2億5000万円以上3億円未満のA1等級対象工事で21年度から新たに追加された経常JVの参加要件について整理。A2区分同士で構成したA1等級...4倍超の449件で試行/札幌最多の116件、室蘭74件/開発局 9月10日時点遠隔臨場工事
2021-09-24付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、2021年度の遠隔臨場試行件数をまとめた。9月10日時点で全体では、20年度実績と比較して4倍超の増となる449件で試行。段階確認や立会などにおいて受発注者双方の作業効率化に大きな効果があることから、飛躍的に増加した。開建別にみ...過去最大3337ha/開発局と道農政部 積極活用/通年施行制度の本年度農地夏期施工
2021-09-22付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、2021年度の通年施行制度による農地夏期施工に関し、現時点で過去最大の施工面積を見込んでいる。21年度は国営分も含め3337.1ヘクタールの計画を掲げたが、天候にも恵まれ工事は順調に進捗。制度は計画的・効率的な事業執行に大きく...