トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
工事の準備行為可能に/道建設部 資機材発注、労務者確保等/フレックス工期実施要領を改正
2021/10/05付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、建管発注工事におけるフレックス工期制実施要領を一部改正した。主な改正内容をみると、工事開始日前の取扱いを明確化。契約日から工事開始日の前日までの期間について、準備工事を含め工事着手は認めていないが、工事着手以外の工事のための準備行為は受注者の責により行うことができることを示した。具体的には、資機材の発注、労務者確保等のための契約などが対象となる。新たな実施要領は、1日付けで入札公告等を行った工事から適用している。フレックス工期制は、発注者があらかじめ設定した全体工期内で、受注者が工事の始期と終期を決定できる方式。受注者に技能労働者や建設資材等の確保を計画的に準備するなどの時間的な余裕を与え、円滑な施工につなげる。
全体工期の範囲は、A等級工事が通常工期の4割増以内、B等級以下の工事が通常工期の10割増以内で設定。格付のない工種では、工事規模等に応じて設定する。ただし、通常工期を超えた期間にかかる積算上の割増しは行わない。
今回の要領改正では、工事開始日前の取扱いを明確化。従前から「契約日から工事開始日の前日までの期間は、資材の搬入および仮設物の設置等の準備工事を含め、工事に着手してはならない」との記載はあったが、「ただし、工事着手以外の工事のための準備行為は、受注者の責により行うことができるものとする」との文言を追加した。
準備行為については、資機材の発注、労務者確保等のための契約、現場の下見、関係機関等との協議のための立ち入りなどが対象となる。
新たな実施要領は、1日付けで入札公告および指名通知した工事から適用を開始している。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
インフラDX等拡大へ/除雪ワンオペで全方位カメラ検証/道建青会 国交省と意見交換会
2021-10-04付 DOTSU-NET NEWS
北海道建青会(萩原一宏会長)は1日、札幌グランドホテルで全国建設青年会議第26回全国大会に向けた国土交通省との意見交換会をウェブ会議形式で行った。働き方改革や新技術・新工法、コロナ禍への対応について協議。国交省は、建青会側からの週休2日な...整備延長は120km程度/低コスト手法、積雪踏まえ整備/道無電柱化推進協 次期推進計画
2021-10-04付 DOTSU-NET NEWS
北海道無電柱化推進協議会は、道内無電柱化工事の整備延長を120キロメートル程度とする方向で検討を進めている。2021~25年度までの5ヵ年を計画期間とする次期無電柱化計画に盛り込む見通し。整備延長は、開発局、道、札幌市の無電柱化に関する延...3663件 4561億円/本紙集計 9月単月298件、231億/主要発注3機関9月末工事発注状況
2021-10-01付 DOTSU-NET NEWS
開建、建管、振興局農業―主要発注3機関の2021年度9月末工事発注額は、本紙集計で3663件、4561億1400万円余りとなった。前年度同期と比べ、件数で77件下回ったものの、金額は22億8800万円上回った。開建と建管は、件数で下回った...工事96件 業務235件/当初ゼロ国 工事55件/開発局 10月以降発注見通し公表
2021-10-01付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、きょう1日付で10月以降の発注見通しを公表する。件数は、工事96件、業務235件。工事のうち、当初ゼロ国債対象工事は55件となっている。当初ゼロ国債対象工事は、今回公表分以外の案件もあることから、今後、随時発注予定情報で公表され...倍増 工事89件で試行/除雪機械は3倍の189台に/開発局 今冬除雪でワンオペ化拡大
2021-09-30付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、今冬の除雪工事から「ワンオペ化」の試行件数を大幅に拡大する。2021年度は、20年度と比較してほぼ倍増となる89件の工事で試行する予定。除雪トラックなど除雪関係機械台数は、約3倍の189台で試行する。除雪トラック、凍結防止剤散布...ルーラルエンジニアが首位/発注者支援業務除く 総額77億/振興局農業6月末委託業者別実績
2021-09-30付 DOTSU-NET NEWS
道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の2021年度6月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は33件、5億4843万円を受注した(株)ルーラルエンジニア(深川)。2位以下は、18件、2億7230万...現時点で140件前後/本紙調査 道路が大半/開発局 21年度当初ゼロ国対象工事
2021-09-29付 DOTSU-NET NEWS
開発局の2021年度当初ゼロ国債対象工事件数は、本紙調査によると、現時点で140件前後が見込まれている。予算額からみると、道路が大半を占めているもよう。 国土交通省は、施工時期の平準化と建設現場の生産性向上を図ることを目的に17年度から当...新たに190水系で策定へ/本年度策定予定40水系除く/鈴木道知事 2級水系の流域治水
2021-09-29付 DOTSU-NET NEWS
鈴木直道知事は、2級水系における流域治水プロジェクトについて「あらゆる関係者の方々が協働して、流域全体で治水対策を行う流域治水の取組は大変重要」との認識を示し、年度内に策定予定の40水系を除く190水系においても、策定に向けた検討を進める...