事業費ベース２１６９億／直轄８５３億、補助１３１７億／２１年度道開発事業費補正現年分予算額

　２０２１年度道開発事業費補正予算案に基づく、現年分における事業費ベースの予算額がまとまった。総額は、２１６９億３２００万円。このうち、直轄は８５２億６５００万円、補助は１３１６億６７００万円となっている。直轄分の現年補正予算対象工事は、予算成立後に発注予定情報を公表するとともに、繰越承認を経て、入札公告を開始する。現時点で、国会の予算成立は、２０日の週が見込まれている。

　直轄分を事業別にみると、道路環境整備を含む道路が２６４億３６００万円、都市水環境整備を含む治水が２４１億６５００万円、農業農村整備が２２５億６０００万円などとなっている。
　補助分をみると、農業農村整備が４５０億４６００万円、社会資本総合整備が３３２億８１００万円、水産基盤整備が１０６億１０００万円、道路環境整備を含む道路が１０２億４９００万円などとなっている。
　国費ベースの予算額をみると、直轄は８５２億６５００万円、補助は６８７億９２００万円を措置している。
　なお、補正予算で設定したゼロ国債は、事業費ベースで直轄３５７億１００万円、補助５４億２４００万円となっている。対象工事は、予算成立後、入札公告を開始する。