多くの人の支えに感謝／高速道路開通５０周年記念／ＮＥＸＣＯ道支社がセレモニー

　東日本高速道路（株）北海道支社は４日、道央自動車道千歳ＩＣで北海道高速道路開通５０周年記念セレモニーを執り行った。北広島管理事務所の宮本秀人所長が、抽選で選ばれた高速道路利用者５人に対して通行証明書と記念品の盾を贈呈したあと、くす玉開きを実施。当時の供用開始時刻である午後３時には、グループ社員一同が横断幕を掲げながら５人の利用者の高速道路進入を見送り、５０年におよぶ利用者や地域の支えに感謝した。
　１９７１年１２月４日、本道初の高速道路として、道央自動車道千歳ＩＣ～北広島ＩＣおよび札樽自動車道小樽ＩＣ～札幌西ＩＣの２路線が開通。ことしで開通５０周年を迎えた。
　東日本高速道路北海道支社は、利用者や地域などの５０年におよぶ支えに直接感謝を伝えるため、当時開通記念式典を実施した千歳ＩＣで、記念セレモニーを執り行った。
　開会に際し、北広島管理事務所の宮本所長があいさつ。「多くの人に利用していただき、多くの人に支えられ、高速道路が生活の一部として受け入れてもらえている」と感謝した上で「５０年も経つと老朽化も進み、現在は、橋梁を中心にリニューアル工事を大規模展開している。安全・安心で快適に利用してもらうためにも、さらなる努力と研鑚を続けていく」と誓った。
　式典では、事前の応募の中から抽選で選ばれた５人の利用者一人ひとりに、宮本所長が通行証明書と記念品の盾を贈呈。くす玉開きも行い、利用者とともに５０周年を祝った。
　当時の供用開始時刻である午後３時には、利用者５人の高速道路進入を実施。グループ社員一同が「皆さまへの半世紀の感謝を胸に広い大地とこれからも」と書かれた横断幕を掲げながら５人の進入を見送っていた。