道土木設計が首位８.５億／５億以上１４社、１億以上４０社／建管発注上半期委託業務業者別実績

　全道１０建管の２０２１年度上期委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は１０建管から１０５件、８億５３２１万円を受注した北海道土木設計（株）(札幌)。２位以下は、８１件、８億４９４６万円の（株）シー・イー・サービス(札幌)、１１０件、８億４７４４万円の（株）開発調査研究所(札幌)などと続く。受注総額は、前年度同期と比較して３.４%増の２１４億９６００万円にのぼった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２０年度補正予算にかかる案件は全額計上した。ＪＶの受注額は、出資比率に応じて構成員ごとに加算。２０年度実績も発注者支援業務を集計から除き、同じベースで比較している。
　受注業者数は、前年度同期と比べ７社減の３３１社。受注総額は、３.４％増の２１４億９６００万円となった。１社当たりの平均受注額は５.６％増の６４９４万円。道内業者の受注割合は０.５ポイント拡大し、９７.７％となっている。
　前年度同期に上位３０位圏外だった国土防災技術北海道（株）（札幌）は２７位、（株）タナカコンサルタント（苫小牧）は２９位に順位を上げている。
　受注額が増加した業者は、皆増を含め１８３社。２倍以上伸ばした業者は１３社だった。５億円以上を受注した業者は１社増の１４社、３億円以上は１社増の１８社、１億円以上は２社減の４０社となっている。