管更生、鋼橋架設を追加／道農政部 対象工事３月から適用／施工個所点在の積算方法一部改正

　道農政部は「施工個所が点在する工事の積算方法に関する試行（以下、施工個所点在）」について一部改正を行った。管更生工事と鋼橋架設工事の２工種も対象として追加。共通仮設費および現場管理費の経費加算率算出式を記載している。最新設計単価の対象工事は積算基準日が２０２２年３月２２日以降から適用。最新設計単価の対象外工事は２２年５月１９日以降から適用する。
　施工個所点在は、発注工事における積算額と実際に要する費用との乖離（かいり）を踏まえ、工事の共通仮設費と現場管理費を個所ごとに積算するもの。施工個所の点在範囲は、当初５キロメートルを超えるごとと設定していたが、施工形態等を考慮して１キロメートルに改正している。
　今回は、９月２１日付の「土地改良事業等請負工事の価格積算要領」の改正による工種区分の一部新設に伴い、共通仮設費および現場管理費の経費加算率算出式に対応する工種を追加。工種別経費加算率算出式一覧表として整理し、新たに管更生工事と鋼橋架設工事の２工種を加えた。
　試行対象工事である旨は、入札公告等に明記する。