一般会計 １０５２億／本紙集計 建設部４６２億、農政部４２７億／道 ４定補正予算案の工事請負費

　第４回定例道議会に追加提案された道の補正予算案に基づく工事請負費が、本紙集計でまとまった。総額は１０５２億３４８４万円で、すべて一般会計への計上分。建設部所管分が４６１億７５５１万円、農政部所管分が４２６億５２３９万円、水産林務部所管分が１６４億６９３万円となっている。費目別では、農業生産基盤整備・保全事業費に４２０億１２３９万円、道路新設改良費に２７９億２９６６万円などを措置した。

　今回の補正予算案は、国の「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に対応し、緊急に措置を要する経費等について、所要の予算措置を講じるもの。議会最終日となる１６日の本会議に提案し、即日議決された。
　本会議で鈴木直道知事は「流域治水対策や道路施設の老朽化対策、漁港施設の耐震化など、緊急性や必要性の高い事業を盛り込んだ」と説明。相次ぐ自然災害も踏まえ、本道の強靱化を着実に進めていく考えだ。

　費目別の工事請負費はつぎのとおり。
【一般会計】＝１０５２億３４８４万円
▼農政費＝４２６億５２３９万円
▽農政総務費＝１億５０００万円
▽農業生産基盤整備・保全事業費＝４２０億１２３９万円
▽農村整備事業費＝４億９０００万円
▼水産林務費＝１６４億６９３万円
▽水産基盤整備費＝１０４億６９３０万円
▽漁港海岸保全費＝１億５５５０万円
▽林道事業費＝３億８８２５万円
▽治山事業費＝４０億１１１８万円
▽道有林管理費＝１３億８２７０万円
▼建設費＝４６１億７５５１万円
▽道路整備費＝６億６１００万円
▽道路新設改良費＝２７９億２９６６万円
▽河川改良費＝８１億７２５０万円
▽ダム建設費＝９億３３８５万円
▽砂防費＝６７億１３５０万円
▽災害関連事業費＝１億５００万円
▽海岸保全事業費＝１６億３０００万円
▽街路事業費＝３０００万円