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本格復旧まで1年程度/年度内にも通行止め解除/岩見沢桂沢線道路陥没で鈴木知事

2021/12/15付 DOTSU-NET NEWS
 鈴木直道知事は14日の4定道議会予算特別委員会総括質疑で、岩見沢桂沢線の道路陥没に関し「工法の選定や関係機関との協議などが必要であることから、完成までに一年程度を要する」との見通しを示した。一方で、陥没のあった道路沿いに仮橋を設けるなど、応急的な工法の検討も加速させる考えを表明。「年度内には通行止めを解除するとともに、一日も早い本格的な復旧に向けて準備を進めていく」と述べた。三好雅委員(自民党・道民会議)の質問に対する答弁。
 当該区間は、事故発生から1ヵ月余りが経過した現在も通行止めの状態。地域住民は迂回路を利用しているものの、本格的な復旧の見通しは立っておらず、応急的な対策が求められている。
 道建設部では、原因究明に向けた現地調査を進めるとともに、学識経験者からなる「道路陥没原因調査にかかる技術検討会」を設置。現在、陥没のメカニズムや復旧に関する留意点などについて意見聴取を行っている。
 次回会合はきょう15日に開き、今後の復旧方針や再発防止に向けた取組について議論するが、技術検討会での意見をもとに、仮橋の設置などといった検討も加速させる方針。地域住民の生活や物流への影響を最小限にとどめながら、早期の復旧を目指していく。

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公共事業1000億規模/本紙調査 工事等情報公表へ/道 4定道議会に補正予算追加提案

2021-12-15付 DOTSU-NET NEWS

 道は、開会中の第4回定例道議会に補正予算案を追加提案する方向で最終調整を進めている。国の2021年度現年補正予算案などに対応するもの。本紙調査によると、公共事業関係については、1000億円規模の計上が見込まれる。あす16日に予定されている...

山側トンネル案が優位/期間7~10年、事業費140~190億/函館開建 229号乙部町館浦対策検討会

2021-12-14付 DOTSU-NET NEWS

 函館開建は13日、TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前で第3回229号乙部町館浦地区斜面対策技術検討会を開催した。恒久対策工では、別線ルートで山側トンネル案の事業期間が約7年~10年と他の案と比較して最も短く、事業費も約140億円~190...

管更生、鋼橋架設を追加/道農政部 対象工事3月から適用/施工個所点在の積算方法一部改正

2021-12-14付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は「施工個所が点在する工事の積算方法に関する試行(以下、施工個所点在)」について一部改正を行った。管更生工事と鋼橋架設工事の2工種も対象として追加。共通仮設費および現場管理費の経費加算率算出式を記載している。最新設計単価の対象工事...

道土木設計が首位8.5億/5億以上14社、1億以上40社/建管発注上半期委託業務業者別実績

2021-12-13付 DOTSU-NET NEWS

 全道10建管の2021年度上期委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は10建管から105件、8億5321万円を受注した北海道土木設計(株)(札幌)。2位以下は、81件、8億4946万円の(株)シー・イー・サー...

河道掘削延長48キロメートルに/全国初 気候変動踏まえた見直し/開発局 常呂川河川整備計画変更

2021-12-13付 DOTSU-NET NEWS

 【網走発】開発局は、10日付で常呂川水系河川整備計画を変更した。気候変動を踏まえた河川整備計画の見直しは全国で初めてのケースで、近年の洪水や気候変動の影響、流域治水の観点を盛り込んでいる。北見地点における目標流量を秒速1400立方メートル...

20日の週に公表へ/開発局 ゼロ国、現年分翌債など/21年度補正予算対象工事発注情報

2021-12-10付 DOTSU-NET NEWS

 国会審議を経て、予算成立後、開発局は2021年度補正予算対象工事関連の発注予定情報を公表する。現時点では、20日の週の公表が見込まれており、補正予算で設定したゼロ国債をはじめ、現年分の翌債、事業加速円滑化国債対象工事などが盛り込まれるもよ...

路面下空洞早期発見へ/計画的調査へ有識者委設置/4定道議会予算特別委で北谷建設部長

2021-12-10付 DOTSU-NET NEWS

 北谷啓幸建設部長は、道路陥没を未然に防ぐための今後の取組に関し「日常の道路パトロール等の目視確認に加え、現在行っている路面下空洞調査を充実させることにより、空洞の早期発見につなげていくことが重要」との認識を示した上で、計画的な調査の実施の...

厳しい見方広がる/前年度当初下回る可能性も/政府 22年度予算案公共事業

2021-12-09付 DOTSU-NET NEWS

 政府は、2022年度政府予算案の編成に向けた作業に着手している。公共事業関係費については、「厳しいのでは」との見方が広がっており、国費ベースで前年度当初予算額6.1兆円を下回る可能性も浮上している。21年度補正予算と22年度当初予算を合わ...