札幌９.８億、帯広５.９億／道路３６.７億、河川８.６億など／２１年度ゼロ道債の建管別配分額

　道建設部は、２０２１年度ゼロ道債の建管別・事業別配分額をまとめた。総額は、前年度と同額の５２億５２００万。札幌が９億８３００万円で最も多く、以下、帯広が５億９０００万円、旭川が５億２７００万円、小樽が５億２０００万円などと続いた。事業別では、道路に３６億７１００万円、河川に８億６０００万円などを計上した。ゼロ道債対象工事を盛り込んだ工事等情報は、２４日にも一斉公表となる見通し。
　道は、４定道議会の冒頭に総額４３億２０６０万円の補正予算案を上程。投資関連では、総額６０億円のゼロ道債を設定し、１６日の本会議において予算が成立した。
　建管別にみると、札幌に最多の９億８３００万円を計上。以下、帯広が５億９０００万円、旭川が５億２７００万円、小樽が５億２０００万円、釧路が５億７００万円、函館が５億３００万円と、６建管が５億円を超えた。
　すべての事業に前年度と同額の事業費を配分。道路には、全体の約７割を占める３６億７１００万円を措置した。次いで、河川に８億６０００万円、海岸に３億円、砂防等に２億５０００万円、漁港等に１億７１００万円を計上している。
　事業別の建管別配分額をみると、道路は、札幌に７億８３００万円、帯広に４億１０００万円、旭川に３億８０００万円を配分。河川は、札幌に１億６０００万円、帯広に１億２０００万円、旭川に１億円などとなっている。